連載
» 2018年05月26日 10時00分 公開

有機ELディスプレイ搭載のFOMA初号機「FOMA N2001」(懐かしのケータイ)

世界初の3G通信サービス「FOMA」に対応する初めての端末となった「FOMA N2001」。メインディスプレイに有機ELを初めて採用したケータイでもありました。

[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのNEC製ケータイ「FOMA N2001」です。

「FOMA N2001」(閉じた正面)
「FOMA N2001」(開いた正面) 「FOMA N2001」

 2001年に発売されたN2001は、ドコモの3G(第3世代移動体通信)サービス「FOMA」に対応した最初の端末の1つです。

 FOMAは、世界初の商用3G(W-CDMA規格)通信サービスで、2001年10月から提供されています。当初は同年5月から商用サービスを開始する予定だったのですが、このタイミングでは間に合わず、個人と法人でモニターを募って試験サービスとして提供することになりました。

 モニターにはスタンダード端末のN2001、ビジュアル(ビデオ機能を強化した)端末の「FOMA P2101V」(6月末から)、データ通信専用端末の「FOMA P2401」のいずれかが貸し出されました。

「FOMA N2001」(閉じた背面)
キー回り

 商用サービス開始時にはこれら3機種がそのまま初めてのFOMA端末として販売されました。発売当日の都内では、全機種合わせて各店10数台程度の入荷しかないこともあり、データ端末以外は売り切れという、店舗が続出したようです。

 N2001はスタンダードな折り畳み型端末。W-CDMA規格の特色の1つでもあるテレビ電話機能は非対応でしたが、PCと接続してデータ通信ができたり、SMS(ショートメッセージ)の送受信に対応したりと、P2101Vと比べると全体的には多機能でした。

左側面
ちょっと開いた様子

 メインディスプレイには、携帯電話端末としては初めて有機ELを採用しました。しかし、「明るい場所では表示が見えづらい」「使っているうちにドット抜けが起こる」など、さまざまな問題が発生したことも記憶に残りました。

「FOMA N2001」の主な仕様

  • 発売日:2001年10月1日
  • キャリア:NTTドコモ
  • メーカー:NEC
  • サイズ:約103(幅)×52(高さ)×20(奥行き)mm
  • 重量:約105g
  • メインディスプレイ:2.2型(120×160ピクセル)有機EL 4096色
  • ボディーカラー:シルバー、レッド

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