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» 2018年06月30日 06時00分 公開

モバイル決済サービスの使い方:“おサイフケータイ”を初めて使う人にオススメ 「Google Pay」のメリットを解説 (1/3)

「Google Pay」は、楽天Edy、nanaco、Suica、WAONの電子マネーサービスを一括で管理できる。現在はGoogle Payで支払うと電子マネーが当たるキャンペーンも実施している。そんなGoogle Payを使うメリットを解説する。

[房野麻子,ITmedia]

 Googleが提供するウォレット・支払いサービスの「Google Pay」が、5月下旬から「Suica」と「WAON」に対応し、従来の「楽天Edy」と「nanaco」と合わせて4つの電子マネーを利用できるようになった。人気の電子マネーサービスに対応したことで、Google Payが使いやすくなってくるはず。

 しかも、Google Payを利用すると、「Google Play クレジット」(電子マネー)や「Google Home Mini」が当たるくじをひけるキャンペーンも行われている。Google Payを使い始めるのにいいタイミングだ。改めてGoogle Payのサービス内容や使い勝手を確認してみよう。

Google Pay

Google Payはどんなサービス?

 Google Payは、Googleアカウントにクレジットカードを登録しておくと、Google Playでアプリ購入時に支払いができたり、対応する電子マネーを登録して、店舗でスマホをかざして買い物ができたりするサービスだ。日本のGoogle Payで電子マネーのサービスを利用できるのは現在、Android 5.0以降のおサイフケータイ対応機種で、iPhoneは対応しない。

 Google Payアプリをインストールすると、そこから電子マネーやポイントカードを登録でき、それらをまとめて管理できるようになる。通常、おサイフケータイを利用する場合、モバイルSuicaならモバイルSuicaの、nanacoならnanacoのアプリをそれぞれダウンロードする必要があるが、Google Payの場合はGoogle Payアプリから直接サービスの利用手続きができ、このアプリ1つで複数の電子マネーやポイントカードを管理できる。

 ここが「Apple Pay」に似て、おサイフケータイと大きく異なる点だ。おサイフケータイのサービスは分かりにくいといわれてきたが、Google Payから手軽にサービスの利用登録ができることで、利用のハードルは少し下がった印象だ。

Google Pay Google Payアプリを開くと、利用できる4つの電子マネーサービスがリストアップされている。ここから利用登録ができる

使い方:サービスごとにチャージして、店頭で支払う

 各種電子マネーに、Googleアカウントに登録したクレジットカードからチャージが可能。金額は自由に設定できる。ただし、WAONにチャージするにはイオンマークの付いたクレジットカードが必要。また、nanacoのチャージはセブン-イレブン店頭やセブン銀行ATMなどで行う。

 さらに、Googleアカウントに登録しているクレジットカードを使って、Webサイトやアプリ内でのオンライン決済も可能になった。対応しているサイトやアプリはまだ少ないが、Webサイトごとにいちいちクレジットカード情報を登録することなく、簡単に支払えるのが便利だ。

Google Pay Google Payでの支払いに対応しているサイトはまだ少ないが、面倒なクレジットカード登録の手間をかけずにサクッと決済できる

 クレジットカードでの支払いも夏以降にできるようになる予定だ。Kyash、JACCS、JCBのクレジットカード・プリペイドカード、デビットカードを登録して、店舗での支払いが可能になる。

Google Pay クレジットカードなどを登録して店舗でポストペイの支払いができるようになるのは夏以降

 店舗で支払いをする場合は、決済用のリーダー/ライターにスマホをかざせばいい。これは従来のおサイフケータイと同じだ。支払うときも「Google Payで」ではなく、「nanacoで」「Edyで」というようにサービス名を伝える。モバイルSuicaで改札を通るときも、通常通り読み取り機にスマホをタッチするだけでいい。Apple Payのようなエクスプレスカードの登録も不要だ。

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