思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)のソニー・エリクソン・モバイル・コミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「A1301S」です。
A1301Sは、ソニー・エリクソン(ソニエリ)製ケータイとして初めて31万画素のカメラを搭載しました。「MOTION EYE」と名付けられたこのカメラは、290度回転できることが大きな特徴。1つのカメラで風景撮影も自撮り(今風にいえば「セルフィー」)もできます。
またフォトライトも付いていたので、暗所撮影も当時のケータイとしては良好でした。静止画だけではなく動画も撮影可能で、128×96ピクセルの動画をメールに添付して送信できました。
基本的なデザインは2002年6月に発売された着せかえケータイ「A3014S」と同じですが、画面側だけではなく背面のバッテリーカバー部分も着せ替えできるようになりました。
「着うた」や「ezmovie」にも対応するなど、マルチメディア機能も強化。ソニエリ独自の文字入力システム「POBox(ピーオーボックス)」ではメーカー公式サイトからの辞書ダウンロードにも対応しました。
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