コラム
» 2018年09月29日 07時00分 公開

iPhone XS、どのキャリアで買うのがオトク? 定額プランと段階プランで3社を比較

[迎悟,ITmedia]

 iPhoneの2018年モデルとして登場した「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」。iPhone XSとiPhone XS Maxの2機種は、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社で販売が始まりました。

 新型のiPhoneが発売するタイミングのため、今使っているiPhoneの分割支払いが終わる人や、2年契約などの長期契約割引の更新を迎える人も多いでしょう。

 そのまま機種変更という人もいれば、10万円を超える値付けとなる今回の新型iPhoneについて、通信料含め「安くなるなら」と他社へののりかえを検討する人も多いはず。

 また、大手キャリア3社はこの1年で、「新料金プランスタート」「新割引キャンペーン」などを始めており、料金面でも大きく変化しています。

 そこで今回は、iPhone XSを購入した場合、各社の料金がどのくらいになるかをいくつかのパターンで試算しました。

試算条件など

 今回の試算結果ですが、以下の2パターンで料金を試算しています。

  • iPhone XS 64GBを分割払いで購入(24回、または48回)
  • 20GB以上のデータ定額と、データ通信量に応じた段階制プランの2パターン

 また、各社が実施する「使用料から1年間、○円を割り引く」といったキャンペーンを適用するため、基本料金プランなど、なるべくサービス内容の近いモノを各社プランから選んで試算しています。

 固定回線のセット割引については「家族割引など複数台の契約で割引額が変わる」「段階制プランのデータ利用量で割引が変わる」など、割引条件がキャリアごとに違い、比較のために条件をそろえることが難しいため、今回の試算条件には含めていません。

20GB以上のデータ定額プランに加入した場合

 高速データ通信が月間20GB、またはそれ以上利用できるデータ定額プランに加入した場合の料金は以下の通り。

20GB以上のデータ定額プランに加入した場合

 この条件で、最も安くなるのはau。キャンペーンによる割引が終了する2年目に入っても3社の中では最も安く、結果2年間の総額についても最安です。

 金額だけで見ればauが最安ではありますが、注目したいのが「データ定額プラン」の容量。

 ソフトバンクは同プランとして、月間に50GB利用できる「データ定額 50GB+」のみを提供しているため、結果的に他社に比べ高めの月額料金となってしまっています。auと比べたときの差額は1500円ほど。データ容量重視で見れば、ソフトバンクの方がauよりお買得感があります。

 20GBで足りない場合に、NTTドコモ、auには「30GB」のプランも用意されていますが、20GBと30GBのプランの差額でソフトバンクなら2倍以上の50GBが選べるため、データ容量重視であればソフトバンクを選ぶのが最安といえます。

段階制データプランに加入した場合

 続いて、利用したデータ通信量に応じて料金が決まる段階制データプランに加入した場合の料金比較はこちら。

段階制データプランに加入した場合

 こちらも試算結果で最も安いのはauという結果に。

 1年目のみ適用されるキャンペーンの適用終了後でも最も安いため、2年間の料金の総額も最も安くなっています。

 また、表中の料金は「1GB以内の利用」のものですが、データ通信量が3GB、5GB、それ以上と増えていった場合でも、auが最も安くなっています。

段階制プランの1年目の各料金

 3社共通して、段階制プランの天井は「5GB以上」となり、その場合の上限はNTTドコモ、auが20GB、ソフトバンクは50GBとなり、天井まで使った場合はソフトバンクがデータ容量単価でいえば最も安くなります。

最安のau、お買得なソフトバンク なお分割回数に注意

 ここまでに試算した結果をまとめると

  • auが最安
  • 毎月使うデータ容量が多ければソフトバンクがおトク

 だということが分かりました。

 ただし、一点注意したいのが「分割回数」です。

 auとソフトバンクは48回払いで購入した場合の月額であり、2年間利用してもまだ本体代金の割賦残額が半額残った状態です。

 auであれば「アップグレードプログラムEX」、ソフトバンクであれば「半額サポート」により、2年後に本体代金の半額が免除されるサービスも用意されていますが、免除される条件は「使っていた本体を下取りに出す」こと。

 これまで使っていたiPhoneを手元に残しておきたい場合は半額を免除するサービスを利用できず、iPhone XS 64GBであれば7万円弱をさらに24カ月払い続けることになり、この金額を購入からの2年間に合算すると、今回の試算で最も高い結果となったNTTドコモとの差もなくなります。

 月額支払いが安くなる料金は、

  • 48回払い
  • 2年後の分割残債の免除
  • これまで使っていた本体の下取り

 が前提となることは、頭の隅に置いておくといいでしょう。

 また、今回の試算結果に含めていない

  • 家族複数人で同一のキャリアを使う
  • 固定回線のセット割

 を含めると、例えばデータ容量はそこまで必要ないのであればNTTドコモの「シェアパック」を利用した方が、世帯あたりの料金は最安となる可能性があります。また、大容量も割引も重視となれば、ソフトバンクの「みんな家族割+」「おうち割 光セット」を組み合わせれば、一人当たり最大3240円の割引が受けられるなど、今回の試算とはまた違う「最安」も見えてきます。

 10万円を超えるiPhone XSを購入する場合は他社への短期でののりかえも難しくなってきますので、今回の試算結果を参考にして頂きつつも、もし「家族と同じキャリアにそろえた方がお得かも」という場合は、ショップなどで一度全員分の料金を試算してもらうのがおすすめです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう