楽天モバイルネットワークが「5G」実証実験を実施 ノキアの施設で

» 2018年10月02日 11時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 楽天モバイルネットワーク(RMN)は10月2日、ノキアソリューションズ&ネットワークス(NSN)が保有するノキア川崎R&Dセンター(川崎市幸区)のシールドルーム内で第5世代移動通信(5G)に関する実証実験を実施したことを発表した。

ニュースリリース

 RMNは楽天の完全子会社。2019年10月をめどに1.7GHz(Band 3)を利用したLTE通信サービスの提供を開始する予定で、NSNを含む複数のネットワークベンダーと共同でネットワーク設計・構築を進めている。

 今回RMNが実施した実証実験は、NSNの「AirScale基地局」と、米Intelのモバイルトライアルプラットフォームを利用し、28GHz帯の電波を利用して実施された。実験では、5G通信による4K動画や360度の3DVR映像のライブストリーミング配信を行ったという。

 この実験について、RMNは「4Gから5Gの高速ネットワーク環境の進化へ迅速に対応し、ユーザーの皆様に利便性の高い、革新的な体験を提供することを目指」すとしている。

ノキアの「AirScale」の概念図 ノキアの「AirScale」の概念図(参考リンク

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