ドコモが料金値下げを予告 KDDIとソフトバンクはどう出る?

» 2018年10月31日 18時19分 公開
[田中聡ITmedia]

 NTTドコモが、2019年度第1四半期に、料金プランを2〜4割値下げすることを予告。競合キャリアであるKDDIとソフトバンクは、どうしていくのか。2社の広報に確認した。

 KDDIは「『ピタットプラン』と『フラットプラン』で既に分離プランを提供しており、従来比で既に3割ほど値下げしている。(ピタットプランとフラットプランを提供開始した)2017年7月から2018年度末までに、3000億円強のユーザー還元を行う。今後も多様なプランを提供していきたい」とコメント。

ピタットプラン データ通信を使った分だけ支払うauの「ピタットプラン」

 ソフトバンクは「料金プランは常に、競争環境や消費者ニーズなどを踏まえて検討しており、今後も同様に検討していく」とコメント。同社も2018年9月から、分離プランとなる「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」を提供している。

ウルトラギガモンスター+ 対象サービスはデータ通信量が消費されず、それ以外の通信も月に50GBまで使える、ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」

 KDDIとソフトバンクグループは、2019年度第1四半期の決算会見を控えており、社長からどのようなコメントが出るか、あらためて注目したい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年