スマートフォン全盛の今、ケータイを支持する根強い声はあるものの、ここ数年は目立った新機種はあまり登場していなかった。しかし2018年は超小型の「カードケータイ」や「NichePhone-S」、デザインに注力した「INFOBAR xv」など、ケータイにも個性的な機種が増えた。スマホが成熟した今だからこそ、あえて機能を絞ったケータイが脚光を浴びつつある。
タッチパネルが苦手、もっとシンプルに使いたい、携帯性重視……そんな声に応えられる各キャリア&MVNOのケータイを紹介する(価格は全て2019年1月中旬時点、税込で各社のオンラインショップを参考にしている)。
スマホが主流になってからもドコモはケータイの投入を続けていたが、オーソドックスな折りたたみ端末が中心だった。しかし現在は個性的な機種も投入し、選ぶ楽しみが生まれつつある。
ドコモでは、既に持っているドコモのスマホの電話番号を利用して、対応機種を子機として使える「ワンナンバーサービス」を提供。その際の追加料金は以下だけで済む。
カードサイズで話題の薄型軽量携帯電話。電子ペーパーディスプレイを採用したタッチ式のこれまでにない端末。バッテリー容量は小さいものの、電子ペーパーなので静止画表示であれば消費電力はゼロという特徴を持つ。カメラをはじめとした多くの機能に非対応で、主な機能は通話、SMS、テザリング。シンプルに使いたいという人にオススメ。
2019年春発売予定のAQUOSケータイ最新モデル。KY-01Lと比べると真逆の多機能端末で、レシーバーの面積が大きくなった「でかレシーバー」で聴きやすさが向上。今後長く使えるようバッテリーに負担の少ない「インテリジェントチャージ」が可能。さらにPCメールやテザリングも使えるので仕事でも役立つことをアピールしている。
スマホを持ちつつ通話にケータイを使う、そんな2台持ちが希望ならこのモデル。ドコモのスマホを持っていれば、同じ電話番号をこの端末で使用可能。いわばスマホの子機だが、0N 01だけを持ち歩いて使うこともできる。カードケータイと似た小型薄型ではあるが、ハードキーで操作する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.