MMD研究所は、11月9日に「2020年11月大手4キャリアの満足度調査」の結果を発表した。本調査は「2020年11月通信サービスの利用動向調査」でNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)の大手4キャリアを利用している15歳〜69歳の男女各300人、計1200人を対象としている。
利用している通信サービスの最も重視している点を聞いたところ「月額料金の安さ」が37.9%で、「データ通信のつながりやすさ」が14.0%、「データ通信速度」が9.5%となった。サービス別に上位5項目まで見ると、NTTドコモは「データ通信のつながりやすさ」、au/ソフトバンク/楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は「月額料金の安さ」が1位となった。
続いて、利用しているサービスの満足度を「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門で聞いた。それぞれ部門トップは、料金部門が楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)、サービス部門がau、通信品質部と顧客サポート部門がNTTドコモで、総合満足度は楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)がトップとなった。
また、家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけるNPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出した。9点から10点をつけた推奨者が12.4%、7点から8点をつけた中立者は35.2%、0点から6点をつけた批判者は52.4%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-40.0となった。サービス別のNPSで最も高い結果は楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)が-24.0となった。
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