米Googleは10月4日(現地時間)、テレビ向けプラットフォーム「Google TV」の新たなパートナー企業を発表した。
Google TVは、Webサイトの閲覧や検索など、テレビでインターネットを利用できるようにするためのプラットフォーム。ネット上のコンテンツだけでなく、テレビ番組や録画した番組も検索できる。同プラットフォームを搭載したテレビとSTBは、10月にソニーとLogitech(日本ではロジクール)から発売される予定だ。
今回発表になったコンテンツパートナーは、米主要テレビ局のCNN、NBC、HBOなどのほか、アニメ専門チャンネルのCartoon Networkなど。これらのパートナーは、Google TVで番組を視聴できるようWebサイトを最適化したり、Google TV専用のWebアプリケーションを開発している。
また、AmazonとNetflixがGoogle TV経由でオンデマンドでの映画やテレビ番組を提供する。音楽提供ではVEVO、Pandora、Napsterが、ニュースの提供ではNew York TimesとUSA Todayがパートナーとなっている。
Twitterも同日、Google TV向けのTwitter「Twitter for Google TV」を発表。Google TVにプリインストールされる。Twitterの一般的な機能に加え、Twitter内のWebサイト、写真、ビデオをクリックすることで、それらをテレビ画面で見ることができる。
Googleはまた、Google TVの機能を紹介する新Webサイトを立ち上げた。同サービスの機能やパートナー企業によるアプリケーションを紹介している。また、Webオーナー向けに、Googe TVにWebサイトを最適化したり、アプリケーションを開発する方法を説明した開発者向けページも公開した。
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