「眠れる獅子」は目を覚ましたのかPCUPdate Weekly Access Top10

» 2005年02月22日 22時13分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 以前、といってもCentrinoがどうしたこうした、といっていたときなので、それほど前ではないのですが、記者が国内の大手ノートPCメーカーを軒並みインタビューしたときのこと。

 対応していただいた開発者に「中国の動向はどう見ていますか」と質問してみると、大方の反応が「いや、たいしたことないですよ」といったもの。「中国が急成長しているといっても、PCを購入できるのは、ごくごく限られた層に過ぎません」というのも共通の見解だったような。

 今回、山谷氏に庶民の視点から中国のPC市場をレポートしていただいたわけですが、電脳街の佇まいやパーツショップに集うユーザーの雰囲気など、画像から感じられるのは「PCは中国でも広く普及している」(ただし、それは都市部に限られるが)ということ。

 「眠れる獅子が寝たままだった」のは古き明治の話だが、中国のパワーを侮ってはいけません、というのは中国4000年の歴史を眺めてみても、最近のPC事情を見ても(個人的に)思うところであります。

 中国語の基本といわれる「まーっ、マーッ、馬ー!」(てきとう)の区別ができない私ですが、「中華料理好きです」というのは別にウケ狙いでなく実話。パンダも好きだし女子十二楽坊も好き。

 でも、NHK教育でやっていた「中国語講座」は最高に面白かったぜぃ、というのは、ちょっと、いやずいぶんとニッチな意見かもしれません(今年になって講師陣が入れ替わってしまったのは至極残念なこと)。

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