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» 2010年03月01日 17時00分 UPDATE

応募者殺到だった「MSIの組み立て教室」に行ってきた (1/2)

MSIのワンマンイベント、といっても、リナックスカフェじゃない。秋葉原UDXで行われた組み立て教室は、業界の未来を支えていたりするのだ。

[長浜和也,ITmedia]

なんでもかんでも自分たちの手で。MSI単独の“組み立て”イベント

 エムエスアイコンピュータージャパンは、2月26日に初心者を対象にした「MSI パソコン組み立て教室」を秋葉原UDXのカンファレンスルームで行った。金曜日の18時から21時までと、会社や学校が終わってからでも参加できることもあって、応募者が殺到するほどに人気だったという。

 MSIは、以前からPCショップ店頭における製品ライブデモやPC組み立てセミナーに力を入れている。ただ、それらはすべて、PCショップや各種イベントと連動した形で行っており、今回のように自らが会場を用意して、募集から受付、講師まですべて自分たちで行う「ワンマンイベント」は初めだという。MSIの石岡宣慶氏は、「金曜日の夕方から募集を行って、土曜日の昼前にはもういっぱいになってしまった。その後も、参加できないかという問い合わせが続いている。ここにいる皆さんは、実は大変ラッキー」と、ユーザーから多くの反響があったことを紹介した。

 この組み立て教室は参加費無料で、MSIが用意したPCパーツを使ってPCの組み立てを実際に体験できる。部材の実費に相当する参加費を払い、組み立てた後は自分のPCとして持ち帰れる大手企業の教室と異なり、組み立て後にPCを持ち帰ることはできないが、初心者には分かりにくい「PCパーツをスロットに差し込むときの力の入れ具合」が実際に確かめられたり、自作で遭遇するいろいろなトラブルをベテラン講師と一緒に解決するなど、ネットのアドバイスだけでは知りえないテクニックと情報を得ることができる。

kn_msidiy_01.jpgkn_msidiy_02.jpg 秋葉原UDX南ウィングのカンファレンスルームで行われたMSIの組み立て教室は、定員15名で行われた(写真=左)。実習で使ったパーツはMSIのほか、協賛ベンダーから多数提供してもらっている(写真=右)

PCのパーツで一番重要なのはマザーボード

 18時から始まった組み立て教室は、石岡氏によるPCパーツに関する高座、いや、講座を聞いた後に、実際の作業に入った。組み立てるのは、石岡氏が「最近ではノートPCが全体の7割にも達しているが、自分がやりたいことに応えるには、汎用性の高いデスクトップがいい」という理由で選んだミニタワータイプのデスクトップPCだ。

 石岡氏は、PCパーツの選択方法についても紹介し、「PCの性格を決めるのはチップセット。そのチップセットを載せたマザーボードの選択が最も重要になる」と説明。あわせて「MSIは、選択しやすいようにマザーボードの型番の最初にチップセットの名前をもってきている。続く“G”はゲーミング向けの高機能モデル、そして“D”はMSIが独自に採用する省電力エンジン“Dr.MOS”実装モデル」と、MSI製品の型番ルールまで解説した。

kn_msidiy_03.jpgkn_msidiy_04.jpg 講師はMSIの石岡氏が務めた。プライベートイベントの司会や自作系専門雑誌での連載など、この世界では知られた彼の軽妙な説明で楽しみながらPCの知識が身につく(写真=左)。プライベートでは“人柱系”自作職人としても知られる石岡氏は、私物のHDDを惜しげもなく分解して内部の構造を紹介した(写真=右)

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