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» 2011年05月26日 16時00分 UPDATE

もう1つの選択肢:抜群のコストパフォーマンスを誇る大画面Sandy Bridgeノート――「HP Pavilion dv7-6000/CT」 (1/3)

日本HPの「HP Pavilion dv7-6000/CT」は、最新のSandy Bridgeを採用した17.3型ワイド液晶搭載ノートPCだ。ENVY17-2000、dv6-6000に続いて、dv7-6000のハイパフォーマンスモデルをチェックする。

[鈴木雅暢,ITmedia]

ダークアンバーの高級感あるボディ

og_dv7_001.jpg HP Pavilion dv7-6000/CT

 「HP Pavilion dv7-6000/CT」は、インテル最新のSandy Bridgeシステムを採用した17.3型ワイド液晶搭載ノートPCだ。いちはやくSandy Bridge搭載モデルとして発表されたdv7-5000(販売終了)の上位後継モデルにあたる。システム構成はBTOでカスタマイズが可能だが、今回はハイスペック構成のモデルを評価機として入手することができた。性能や使い勝手を検証していこう。

 ボディには15.6型の「dv6-6000(プレミアムライン)」と同じく、「ダークアンバー」と呼ばれるデザインを採用している。天板とパームレストにアルミ素材を利用し、側面をシルバーで縁取っている。アルミ素材にはアルマイト処理を施し、ヘアライン加工で高級感ある質感に仕上げている。ボディ/天板の奥側に独特のカーブのあるフォルムも印象的だ。

og_dv7_002.jpg ヘアライン加工が施されたアルミニウムの外装

 ボディのサイズは、416(幅)×275(奥行き)×31.5〜40.5(高さ)ミリ、重量は約3.07キロとなっている。同じ17.3型液晶を搭載する「ENVY17-2000」とほぼ同サイズだが、重量は少し軽い。17型クラスの液晶を搭載したノートPCとしては標準的なサイズだろう。

 底面部に搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は55ワットアワー(10.8ボルト)で、バッテリー駆動時間は約5.25時間(公称値、 Core i7-2630QM搭載時)と意外に長い。万が一の停電の心配などがある地域でも心強い。

og_dv7_003.jpg CPUにCore i7を選択するとACアダプタが一回り大きくなる

 ACアダプタはBTOでのCPU選択によって異なり、クアッドコアのCore i7を搭載したモデルでは大型の120ワットタイプが付属する。サイズは63(幅)×148(奥行き)×36(高さ)ミリ、重量約520グラム(ケーブル込み約815グラム)と、かなり重くてかさばるが、これは仕方がないところだろう。

 ちなみに、CPUにデュアルコアのCore i5-2410Mを選んだ場合の付属ACアダプタは、比較的軽量の90ワットタイプ(ケーブル含まない重量は約350グラム)となる。

第2世代のCore iシリーズと高性能GPUを搭載

 基本スペックはBTOでカスタマイズできる。CPUには、開発コードネーム「Sandy Bridge」こと第2世代のモバイル向けCore iシリーズを採用している。第2世代のCore iシリーズでは内部構造を改めたことで、動作クロックあたりの性能向上と動作クロックあたりの消費電力低下を実現している。

 BTOメニューでのCPUの選択肢は4種類が用意されており、クアッドコアのCore i7-2820QM(2.3GHz)、Core i7-2720QM(2.2GHz)、Core i7-2630QM(2.0GHz)のほか、デュアルコアのCore i5-2410M(2.3GHz)が選べる。

 評価機では最上位のCore i7-2820QMを搭載する。クアッドコアのCore i7は、デュアルコアのCore i5などに比べてマルチスレッド処理性能に優れており、クリエイティブアプリケーションを使う用途や3Dゲームなどのプレイに向く。TDPはクアッドコアのCore i7が45ワット、デュアルコアのCore i5で35ワットだ。チップセットはIntel HM65 Expressを採用している。

og_dv7_004.jpgog_dv7_005.jpg 評価機はCPUにクアッドコアのCore i7-2820QMを搭載していた。Hyper-Threadingに対応しており、8スレッドの同時実行が可能で、動画エンコードや3Dレンダリングなどでは特に強い。また、Intel Turbo Boost Technology 2.0に対応しており、高負荷時には電力や温度の余裕の範囲内で動作クロックを上昇させる(最大3.4GHz)。一方、低負荷〜アイドル時は最低800MHzまで動作クロックを下げ、駆動電圧も下げることで電力消費を最小化する

グラフィックス機能としては、CPUが内蔵するIntel HD Grapchics 3000に加えて、外部GPUとしてAMD Radeon HD 6770M(ビデオメモリ1Gバイト)を標準で搭載しており、GPU切り替えに対応している。標準ではACアダプタ駆動時にはRadeon HD 6770Mが利用され、バッテリー駆動時に自動的にIntel HD Graphics 3000に切り替わるようになっているが、手動での切り替えも可能だ。なお、CPUにCore i5-2410Mを選んだ場合のみ、外部GPUがRadeon HD6490(ビデオメモリ1Gバイト)になる

og_dv7_006.jpgog_dv7_007.jpg 外部GPUとしてAMDのRadeon HD6770M(1Gバイト)を搭載している。DirectX 11対応で、480基のシェーダを搭載するミドルレンジのモバイル向けGPUで、3Dゲームのプレイもできるだけの3D描画性能を持つ(画面=左)。デフォルトではACアダプタ駆動時にはRadeon HD 6770Mが利用され、バッテリ駆動時に自動的にIntel HD Graphics 3000に切り替わるようになっている。グラフィックスユーティリティのCatalyst Control Centerから手動で切り替えを行なうことも可能だ(画面=右)

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