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» 2012年10月12日 11時00分 UPDATE

2012年PC秋冬モデル:BTOメニューを強化し、価格はさらに安く――「HP ENVY Phoenix h9/HP ENVY h8/HP Pavilion Slimline s5/HP Pavilion p6」

日本HPのセパレート型デスクトップPCは、4シリーズがラインアップされる。基本的なスペックを前モデルから引き継ぐマイナーバージョンアップだが、一部のBTOメニューが強化されたほか、全機種でWindows 8を採用。AMDプラットフォームを採用する2万円台のモデルも用意された。

[ITmedia]

水冷システムを採用する“最強の赤”――「HP ENVY Phoenix h9」

og_hpdesk_001.jpg 「HP ENVY Phoenix h9-1390jp」

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月12日、2012年PC秋冬モデルを発表、直販の「HP Directplus」および量販店を通じて、10月26日より順次販売を開始する。液晶一体型をのぞくデスクトップPCは、「HP ENVY Phoenix h9」「HP ENVY h8」「HP Pavilion Slimline」「HP Pavilion p6」の4シリーズがラインアップされ、今モデルより命名規則を変更している。これまでデスクトップPCの製品名はすべて「Pavilion」のブランドを冠していたが、高性能なプレミアムモデルを「ENVY」、基本性能に絞ったシンプルなモデルを「Pavilion」として、各シリーズの位置付けを明確にした形だ。

 冷却機構に水冷CPUクーラーを搭載するフラッグシップ機「HP ENVY Phoenix h9」の秋冬モデルは、量販店向けと直販向けの両方に用意される。最大の変更点は64ビット版Windows 8の採用だが、それ以外でもグラフィックスとストレージ回りが強化された。具体的には、量販店モデルの搭載グラフィックスカードがGeForce GTX 550 TiからGeForce GTX 660に置き換えられ、2TバイトHDDだったストレージも16GバイトSSD(キャッシュ用)+1TバイトHDDの構成に変更されている。また、これにあわせて、量販店モデルの予想実売価格が1万円ほど上がっている。

 そのほかのスペックはほぼ踏襲しており、ピアノブラックのミニタワーケースや赤く光るラジエーターファンといった特徴的なデザインも健在だ。量販店モデルの主な仕様は、Core i7-3770K(3.5GHz/最大3.9GHz)、16Gバイトメモリ(PC3-12800)、16GバイトSSD+1TバイトHDD、GeForce GTX 660(グラフィックスメモリ1.5Gバイト)、BDXL対応Blu-ray Discドライブという構成で、拡張ベイとして2基の5インチベイ(空き1)と3基の3.5インチベイ(空き1)を用意する。インタフェースは、15in1メディアスロット、USB 3.0×4、USB 2.0×6、音声入出力、DVI出力×2、HDMI出力×1、DisplayPort×1、ギガビットLANなど。

 なお、HP Directplus専売モデルも同様に、GeForce GTX 660や16GバイトSSD+1TバイトHDDといった仕様をBTOで選択できるほか、3波(地上/BS/110度CS)対応ダブル地デジチューナーも用意された。量販店向けモデルの予想実売価格は18万円前後、直販モデルの価格は9万9960円から。

6万円台から購入できるハイエンドミニタワー――「HP ENVY h8」

og_hpdesk_002.jpg 「HP ENVY h8-1480jp」

 HP ENVY Phoenix h9に次ぐ高性能デスクトップPC「HP ENVY h8」は、HP Directplus専売モデルとして、CPUのBTOメニューで差別化した「h8-1480jp」と「h8-1460jp」の2機種を用意する。h8-1480jpはCore i7-3820K/3930K/3960X-EEと、最高グレードのCPUも選択できるハイエンドモデル、h8-1460jpはCore i5 3450/3570K/Core i7-3770/3770Kを用意したコストパフォーマンスモデルだ。

 秋冬モデルの強化点は、HP ENVY Phoenix h9と同じくOS、グラフィックス、ストレージ構成で、Windows 8がプリインストールされ、グラフィックスカードのオプションにGeForce GTX 660が加わり、16GバイトSSD(キャッシュ)+1TバイトHDDを選択できるようになった。なお、秋冬モデルでは水冷CPUクーラー搭載モデルが用意されないなど、後退した部分も見られる。

 HP Directplus価格は、h8-1480jpが8万9800円から、h8-1460jpが6万9930円から。上位機のh8-1480jpは、水冷ユニットなどの廃止により、最小構成価格が3万円近く引き下げられているのが目を引く。

ケース幅10センチの省スペースPC――「HP Pavilion Slimline s5」

og_hpdesk_003.jpg HP Pavilion Slimline s5-1450jp

「HP Pavilion Slimline s5」は、約100(幅)×392(奥行き)×312(高さ)ミリのスリムケースを採用した省スペースデスクトップPCだ。夏モデルと比較して、量販店向けに販売されるモデルの変更点はWindows 8の採用のみにとどまるが、直販モデルはBTOメニューが一部改訂されている。

 具体的には、CPUのオプションがCore i3-3220/Core i5-3470/Core i7-3770に強化される一方で、外付けグラフィックスのオプションがRadeon HD 7350/GeForce GT 630(従来はRadeon HD 7450/GeForce GT 630)になった。また、最小構成価格も4万9980円から3万9900に引き下げられた。

 量販店モデルの主なスペックは、Core i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)、8Gバイトメモリ(PC3-12800)、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチという構成で、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000を利用する仕様だ。インタフェースは6in1メディアスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×4、音声入出力、ギガビットLAN、など。なお、直販モデルでは、3波対応ダブル地デジチューナーや、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN+Bluetooth 4.0モジュールなども選択できる。

2万円台のAMDプラットフォーム採用モデルも用意――「HP Pavilion p6」

og_hpdesk_004.jpg HP Pavilion p6-2320jp

 ミニタワーのコストパフォーマンスモデル「HP Pavilion p6」は、量販店向けと直販向けの両方が用意される。秋冬モデルの主な変更点はWindows 8の採用とCPU回りだ。

 インテルプラットフォームを採用した「p6-2320jp」は、CPUのBTOメニューがCore i5-3470(3.2GHz/最大3.6GHz)とCore i7-3770(3.4GHz/最大3.9GHz)の2種類に整理され、店頭向けに用意される3モデルもこれに準じる形となった。価格は直販モデル(p6-2320jp)が3万9900円から、量販店モデルが順に8万円前後(p6-2330jp)、10万円前後(p6-2350jp)、10万円前後(p6-2370jp)となる。液晶ディスプレイをセットにしたp6-2350jpが夏モデルよりも2万円ほど安い価格に設定されているのもポイントだ。

 一方、直販専売のAMDプラットフォームモデルは、APUのBTOメニューがA8-5500/A10-5700からA8-5600K/A10-5800Kに強化され、APU内蔵グラフィックス(Radeon HD 7560D/Radeon HD 7660D)を利用できるようになったのがトピックだ。また、最小構成時の価格も1万円近く引き下げられ、2万9820円から購入できるようになっている。

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