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» 2013年08月26日 15時00分 UPDATE

無線LAN対応で低価格な「SIMPLE」シリーズ投入:ブラザー、年賀状に注力したインクジェット複合機「PRIVIO」13年秋冬モデル (1/2)

ブラザー販売は、インクジェット複合機「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの新ラインアップを9月上旬より順次発売する。年賀状作成やビジネス向け機能を強化した。

[ITmedia]

2013年秋冬のPRIVIOはクラウドで年賀状作成

tm_1308privio_01.jpg 「NEO」シリーズの新色モデル「DCP-J4210N-W」

 ブラザー販売は8月26日、インクジェット複合機「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの新ラインアップを発表した。子機の台数やカラーバリエーションの違いも含め、計18モデルを2013年9月上旬より順次発売する。価格はオープン。

 同社は2012年にインクジェット複合機のブランドをPRIVIOに統合し、印刷数が比較的少ない家庭向けの「BASIC」シリーズ、印刷数が多いビジネス向けの「WORKS」シリーズ、その中間に位置し、新機能を積極的に採り入れる「NEO」シリーズを展開してきたが、今回新たにエントリー向けの「SIMPLE」シリーズを追加した。

 新ラインアップは、複合機本体からクラウドサービスを利用してPCいらずで年賀状が作成できる「年賀状アプリ」(MFC-J720D/DW、DCP-J152Nは非搭載)に対応。9月下旬にβ版を公開し、11月上旬にサービスを開始する予定だ。

 年賀状アプリは、写真とテンプレートを選ぶだけでレイアウトが行える「自動写真レイアウト」、ハンカチや和紙などの素材をスキャンして合成する「お気に入り素材合成」、黒ペンで描いた絵をスキャンして好みのテイストに着色できる「ラブリーカラーチェンジ」、A4テンプレートの下書きに沿って塗り絵をしたものをスキャンしてはがきサイズに自動縮小する「A4お絵かきシート」、手書きの宛名・差出人シートを合成する「手書き宛名シート」といった機能を備えている。

 また、ビジネスに役立つ「お役立ちツール」(MFC-J720D/DWは非搭載)として、スキャンした紙資料をOfficeデータ(Word/Excel/PowerPoint)に変換できる「スキャン to Office文書」、紙資料の赤ペンで囲った部分だけをスキャンしてコピーできる「手書きトリミングスキャン&コピー」といった機能も持つ。

A4横送りで奥行き290ミリの「NEO」シリーズはホワイトを用意

tm_1308privio_02.jpg 「NEO」シリーズの「DCP-J4210N-B」

 NEOシリーズは、家庭向けモデル「DCP-J4210N」の後継となる「DCP-J4215N-B/W」を用意。従来は本体カラーがブラック(-B)のみだったが、新たにホワイト(-W)を追加した。発売は9月上旬の予定、実売価格は2万8000円前後の見込み。

 操作パネルはタッチ対応の3.7型液晶モニタを搭載。インクは顔料ブラックと染料カラーによる4色独立式、プリント解像度は最大6000×1200dpi、最小インク滴は1.5ピコリットル、A4普通紙印刷速度はカラー約18ipm/モノクロ約20ipmだ。スキャナは2400×2400dpi、入力階調48ビット/出力階調24ビット、スキャン速度はカラー/モノクロとも約3.4秒、コピー速度はカラー/モノクロとも約18秒。

 給紙機構は従来同様、A4用紙の横送りに対応し、手差しでのA3印刷が可能。容量最大150枚の給紙トレイ、自動両面印刷機能を備える。インタフェースは、ダイレクトプリント用のSDXCメモリーカード/メモリースティックPRO デュオ対応スロットやUSB 2.0、PC接続用のUSB 2.0、100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを内蔵する。本体サイズは480(幅)×290(奥行き)×163(高さ)ミリ、重量は約8.2キロだ。

エントリークラスをカバーする新シリーズ「SIMPLE」

tm_1308privio_03.jpg 「SIMPLE」シリーズの「DCP-J152N」は、ブラックのみ

 SIMPLEシリーズの「DCP-J152N」は、IEEE802.11b/g/nの無線LANを搭載する一方、有線LAN、自動両面印刷、メモリカードやUSBストレージからのダイレクトプリント機能、年賀状アプリなどを省いたエントリーモデル。発売予定は10月上旬、実売価格は1万3000円前後の見込みだ。

 操作パネルは1.8型液晶モニタ(タッチ非対応)を搭載。インクは顔料ブラックと染料カラーによる4色独立式、プリント解像度は最大6000×1200dpi、最小インク滴は1.5ピコリットル、A4普通紙印刷速度はカラー約6ipm/モノクロ約11ipmだ。スキャナは1200×2400dpi、入力階調48ビット/出力階調24ビット、スキャン速度はカラー約4.3秒/モノクロ約3.4秒、コピー速度はカラー/モノクロとも約72秒。

 容量最大100枚の給紙トレイを装備。本体サイズは410(幅)×374(奥行き)×161(高さ)ミリ、重量は約6.9キロ。

「BASIC」シリーズの上位機はNFCダイレクトプリントに対応

 BASICシリーズは、付属の子機台数やカラーバリエーションの違いを含め、計15モデルを用意。子機なしの「DCP-J952N-W/B」(2万8000円前後)、「MFC-J870N」(3万1000円前後)、「DCP-J752N」(2万3000円前後)、「DCP-J552N」(1万8000円前後)を9月上旬に、子機付きの「MFC-J980DN-W/B」(4万円前後)、「MFC-J980DWN-W/B」(5万円前後)、「MFC-J890DN」(4万5000円前後)、「MFC-J890DWN」(5万5000円前後)、「MFC-J820DN」(3万3000円前後)、「MFC-J820DWN」(4万3000円前後)、「MFC-J720D」(2万8000円前後)、「MFC-J720DW」(3万8000円前後)を10月上旬に発売する予定だ。

 製品名の数字の後に「DWN」や「DW」と付くモデルは子機が2台付属し、製品名末尾に「-W/B」と付くモデルはホワイトとブラックの本体カラーが選べる。

 このうちMFC-J980DN/DWNとMFC-J890DN/DWNは、無線LANの設定をしなくても、NFC対応端末をタッチするだけで、プリントやスキャンが行える「タッチde プリント&スキャン」機能に対応する。

 エントリーモデルのMFC-J720DとMFC-J720DWは、無線LAN機能がなく、液晶モニタがタッチパネル非搭載の1.8型だ。そのほかのモデルはすべてIEEE802.11b/g/nの無線LANを搭載し、タッチパネル付きの2.7型液晶モデルを搭載する。

 プリンタとスキャナの基本スペックは共通化されている。インクは顔料ブラックと染料カラーによる4色独立式、プリント解像度は最大6000×1200dpi、最小インク滴は1.5ピコリットル、A4普通紙印刷速度はカラー約10ipm/モノクロ約12ipm。スキャナは1200×2400dpi、入力階調48ビット/出力階調24ビット、スキャン速度はカラー約4.3秒/モノクロ約3.4秒だ。

tm_1308privio_04.jpgtm_1308privio_05.jpgtm_1308privio_06.jpg 「DCP-J952N-B」(写真=左)、「DCP-J952N-W」(写真=中央)、「MFC-J870N」(写真=右)
tm_1308privio_07.jpgtm_1308privio_08.jpg 「DCP-J752N」(写真=左)、「DCP-J552N」(写真=右)
tm_1308privio_09.jpgtm_1308privio_10.jpgtm_1308privio_11.jpg 「MFC-J980DN-B」(写真=左)、「MFC-J980DN-W」(写真=中央)、「MFC-J890DN」(写真=右)
tm_1308privio_12.jpgtm_1308privio_13.jpg 「MFC-J820DN」(写真=左)、「MFC-J720D」(写真=右)


 なお、NEOシリーズのビジネス向けモデル「MFC-J4510N」、WORKSシリーズの「MFC-J6710CDW」と「MFC-J6510DW」は継続販売だ。MFC-J4510Nは年賀状アプリに対応する。

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