5000円切り“Haswell”とGeForce GTX 760デュアルカードが2013年滑り込み!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2013年12月30日 14時40分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「キャンペーンでH81マザーセットが1万円切りも」――Celeron G1820が登場

インテル「Celeron G1820」

 12月29日、Haswell世代の新しいCPU「Celeron G1820」が売り出された。G1820はLGA 1150に対応する2コア/2スレッドのCPUで、グラフィックスはIntel HD Graphicsを備える。TDPは54ワット。コアクロックは2.7GHzとなる。価格は5000円弱だ。

 Haswellで5000円を切るのはG1820が初めて。これまで一般流通したなかで最安は6000円前後の「Pentium G3220」だった。

 CPUの主力であるHaswellの最下位シリーズということで、安定した需要が見込めると期待するショップは多い。TSUKUMO eX.は「6000円前後から買えるH81マザーとG1820を組み合わせてキャンペーンを利用すれば、マザーとCPUで1万円切りもあり得るでしょう。これで低価格な組み合わせの鉄板だったIvy Bridge世代CeleronとB75マザーのコンビも世代交代となりそうですね」と話していた。よりヒットするのは最低価格を更新したG1820と予想する。

 そうした流れから、Haswell対応マザーで最安となるH81マザーの注目度も上がるとみるショップの声も聞いた。BUY MORE秋葉原本店は「低価格帯だとB85もありますが、価格重視となるとH81に分がありますね。mini-ITXでも1万円切りモデルがかなりみられますし、これから盛り上がるポテンシャルはあると思いますよ」と話す。

 そのほか、TDP 35ワットで2.4GHz動作の「G1820T」(5000円前後)を扱うショップがみられたほか、TSUKUMO eX.では1つ上位となる2.8GHz動作の「G1830」(6000円弱)も価格表に加えていた。なお、G1820Tは、パソコンハウス東映が12月初旬に一時店頭に並べていたが、事情により一旦取り扱いがストップした経緯もある。同店は当時「ストック自体はキープしているので、売れる状況になればすぐ売れます」と語っていた。

TSUKUMO eX.が印刷した新CPUの価格表(写真=左)。12月後半に登場したギガバイトのH81マザー「H81N」(写真=右)

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