冷却パーツで異彩を放っていたのは、akasaのCPUクーラー「Venom Medusa」だ。海外では半年前から出回っている同社のハイエンドモデルで、入荷したTSUKUMO eX.によると「国内では今回ウチに入った8個だけ。再入荷の可能性はかなり低いですね」という。価格は1万800円だ。
Venom Medusaはサイドフロータイプの大型クーラーシリーズ「Venom」の最新版で、8本のヒートパイプで熱を吸い上げる構造となっている。2ブロックに分かれたフィンの中央に14センチファンを挟んでおり、外側に付属の12センチファンを装着して異径のデュアルファンでエアフローを作る仕組みだ。12センチファン装着時のサイズは144(幅)×154.5(奥行き)×163(高さ)ミリとなる。本体の重さは1300グラムだ。対応ソケットはLGA 115X/2011/1366/775、Socket AM3/AM2/FM2/FM1。
同店は「フィンも面のウェーブがかかっていて、風がヒートシンクにしっかりあたるように工夫されていますね。細部も歪みはないですし、完成度はかなり高いと思いますよ」と話していた。
なお、入荷した8個のうち1個は店員さんが購入したという(試用機のない実機が撮影できたのもそのためだ)。
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