韓国Samsung Electronicsの12型2in1デバイス「Galaxy TabPro S」が、3月18日(現地時間)に北米と英国で発売される。米国での販売価格は899.99ドル(約10万200円)だ。中国Lenovoの「ThinkPad X1 Tablet」と近い価格だが、こちらはキーボードカバーも標準で付属する。日本での発売は未定だ。
Galaxy TabPro Sは、SamsungがCES 2016で発表した製品。米Microsoftの「Surface Pro 4」やThinkPad X1 Tabletなどと競合する、Windows 10搭載でタブレットとしてもノートPCとしても使える2in1デバイスだ。
ディスプレイはThinkPad X1と同じ12型で、付属のカバーにはフルサイズのキーボードとタッチパッドが付いている。ディスプレイはAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)で解像度は2160×1440ピクセル(アスペクト比3:2)。別売のペン入力にも対応する。
CPUはCore Mプロセッサ(デュアルコア2.2GHz)を搭載し、メモリが4GB、ストレージはSSDの128GBと256GBで選択できる。本体サイズは290.3(幅)×198.8(高さ)×6.3(奥行き)ミリ、重量はWi-Fiモデルが693グラム、LTEモデルが696グラムと、Core M搭載タブレットでは薄型軽量だ。バッテリー駆動時間は約10.5時間。
以下にMicrosoftが同端末の発売を発表する公式ブログで公開した“開封の儀”動画を転載する。
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