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» 2016年07月26日 17時25分 UPDATE

これ、好き?:VAIO新モデルは“感性で選ぶ”ファッショナブルPC「VAIO C15」

デザイン特化の15型ノートPCがVAIOから登場。スペックにこだわらないなら、雑貨や服のように「I like it.」(これ好き!)でPCを選ぶのもあり?

[ITmedia]

 VAIOは7月26日、2016年度の経営方針を説明する報道関係者向け発表会を開催した。同社は2015年度に前年比2倍以上の売り上げを達成し、営業利益の黒字化を果たしている。

新コンセプトの「VAIO C15」を発表

 2015年6月に代表取締役社長に就任した太田義実氏は、同社の強みである設計・製造技術、人材、VAIOブランドの3点を武器に「自立と発展」に向けた施策を行い、240人の小規模な企業ながら、製造から販売、サポートまで一貫した機能を備える会社になったと説明。PC事業とともに、第二の柱となりつつあるEMS(受託)事業の発展や、米国・ブラジルへの進出といったこれまでの実績を挙げ、VAIO独立後からのV字回復をアピールした。なお、2016年度は「現時点で詳細は話せないが第三のコア事業の立ち上げに注力する」ことも明らかにしている。

 黒字化への転換は成功したものの、3年目のVAIOはようやく離陸した段階だ。基幹事業であるPCの市場は成長が見込めず、「まだまだ挑戦を続けなくてはならない」と太田氏。「モノ作りのポリシーを変えず、ターゲットを絞り、着実にやっていく」と述べ、今後はVAIOの技術を生かしたEMS事業の開拓や、その発展形としての“第三のコア事業”の立ち上げ、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンの投入、ブラジルに続く南米での海外販路(アルゼンチン、チリ、ウルグアイ)の拡大を継続する。

VAIO代表取締役社長の太田義実氏。2015年のV字回復は、新事業の受託(EMS)事業が大きく貢献しているという

2016年度に立ち上げる予定という“第三のコア事業”はEMS事業の延長にあるようだ。VAIOの販売地域にアルゼンチン、チリ、ウルグアイが加わった

 一方、事業説明会にあわせて、VAIOの新モデル「VAIO C15」も発表された。これまでVAIOは『「快」が仕事の生産性を高める』をコンセプトに、スペック面で差異化した「VAIO Z」や「VAIO S」を展開してきたが、VAIO C15は一転してデザインに特化したラインアップになる。

 VAIO商品企画部の小笠原氏は、「服や雑貨を選ぶように「I like it.」(これ好き)と感性で選んでもらえるPCを目指した」と説明。外装にIMRフィルムを用い、質感の異なるツートーンカラーを採用した4つのカラーバリエーションを用意した。同社によればターゲットは30〜40代、PCの主にWebブラウジングや写真整理といったベーシックな用途で利用し、必要十分なスペックでいいと考えている層という。これまでのVAIOがメインターゲットにしてきたユーザー層とは大きく異なるが、実際、製品説明でハードウェアスペックに一言も触れないかなり珍しい発表会となった。

 なお、基本スペックはニュース記事で取り上げているので、ここでは会場に用意された実機の写真を掲載する。

インテリアになじみやすい「ホワイト/カッパー」。デザインは時計と金具をイメージしたという。外装は樹脂だが、IMRフィルムによって、カッパーの部分は金属に見える

オレンジ/カーキとイエロー/ブラックは、キーボード面も2色で分けられているが面白い。オレンジ/カーキはスケッチブックなどで使われている配色、イエロー/ブラックはオートレーシングをイメージしたスポーティなデザインだ。一方ネイビー/グレーは仕事で使っても違和感のない色になっている


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