Write2GoにはminiUSBのポートがあり、PCとUSB接続して書いたメモをPC側のアプリに転送することができます。例として、PCと接続した後に以下のようなメモを書いてみます。
すると、PCのアプリが筆記を自動的に検知してメモ内容をアプリ上に反映します。
筆圧が弱いとPC上に反映されないことには気を付けなければいけませんが、それ以外は手書きメモなどの取り込みツールとしてかなりよくできていると思います。PC上への手書きというと、ワコムのペンタブや最近のタブレットPCなら筆圧感知ペンでの入力も可能です。しかし、ペンタブですと手元を見ずに画面を見ながら書かなければいけませんし、タブレットPCへのペン入力ですと液晶の上にガラスがあるので、見る角度によってペンの位置と液晶への描画位置がずれることがあるなど、紙への手書きに比べると異なる部分があります。一方、Write2Goは入力部分にブギーボードの技術を採用しているので、ブギーボードと同じくほとんど紙同様の書き心地を味わえます。
PC側のアプリもよくできており、Write2Go上に筆記すると自動でメモアプリが立ち上がり、リアルタイムで筆跡がPC上に再現されます。書き終わったらWrite2Goあるいはアプリの左側にある「PenPowerメモ管理に送る」ボタンを押せば「PenPowerメモ管理」アプリにメモ内容が追加されます。
また、取り込んだメモは各インスタントメッセージアプリに送信することができます。ここでは試しに、Skypeで山口パイセンとのチャットに個人的なメモを送りつけてみます。
他にもpdfの手書き署名やMicrosoft Office各アプリへの画像挿入機能などがあります。このように、ちょっとしたメモ用途としても書き心地が良く、その内容をPCに転送することでさまざまなアプリと連携できるのがこのガジェットの長所です。価格は税込9999円とメモ用途のみで考えると高めに感じますが、機能性を考えると納得できる価格帯です。先にも触れましたが、筆圧が弱いとPCに反映されないという性質上、お絵描きよりも文字を書くことに特化したガジェットです。デスク上でメモをよく取る方に向いています。紙のメモから解放されますよ。
→【PR】PC USER特設ページ「ニーハオ!!上海問屋」
小粋で便利な周辺機器やAV製品から、おもしろUSBメモリまで、多彩な製品がここに集結!! “上海パンダ”がお出迎え
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.