ベンチマークテストの結果を以下に掲載する。評価機の構成は、CPUがCore i5-6400、メモリが8GB(PC3-17000 4GB×2)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1060(6GB)、メインストレージが275GB SSD(Serial ATA 6Gb/s、Crucial CT275MX300SSD1)、OSがWindows 10 Home(64bit)という内容だ。
グラフィックスカードにGeForce GTX 1060を搭載しているため3D描画性能は非常に優秀だ。3DMarkのFireStrikeでは10000を超えるスコアで、FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークもフルHDの最高品質で12000超えと旧世代のハイエンド並み。ゲームマシンとしても十分通用するパフォーマンスがある。
Steam VR Performance Testの結果も90fps以下への落ち込みなしの「VRレディ」。完璧ではないものの、十分対応できるパフォーマンスを確保している。
総合性能を計測するPCMark 8のスコアもHomeで4511、Creativeでも7058とスキがない。CPUはミドルレンジのCore i5-6400だが、システム全体でバランスよく高性能を実現しているといえる。
静音性も悪くない。アイドル時と低負荷時も、動作していることが分かる程度の音はしているが、高負荷時もほとんど変わらない。さらに静音を求めるならば、BTOでNoctua製のCPUクーラー、あるいはMSIのGAMINGブランド、ASUSTeKのSTRIXブランドのグラフィックスカードなどを選ぶとよいだろう。
前面正面15cmの距離からの測定(室温23度) | |
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暗騒音: | 32dB |
アイドル時: | 36.8dB |
低負荷時: | 36.8dB |
高負荷時(3DMark): | 37.1dB |
高負荷時(CINEBENCH): | 37.3dB |
サイコムのWebサイトでの標準構成は5万4630円(税込み)とリーズナブルな価格から用意されている。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、Windows 10 Home(64bit)込みで11万5880円(税込み、送料別)になる。
性能を考えると十分納得できる価格といえるが、BTOを活用すればもっとコストパフォーマンスを追求した構成も可能だ。例えば、評価機の構成からグラフィックスカードをGeForce GTX 1050にして光学ドライブを省けば、9万8100円と10万円を下回る。
さらに、現在はCrucial製の525GB/1050GB SSDが5000円引きになるキャンペーンを実施中で、これらを選択するとグッと買い得感が増す。上記の構成のSSDを525GBとしても、税込み9万9840円だ。サイコムのWebページではリアルタイムで見積もりができるので、いろいろ試してみてほしい。
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