レノボ、新ゲーミングブランド「Legion」を日本導入 第1弾はスタンダードゲーミングノートPC

» 2017年02月21日 19時45分 公開
[井上翔ITmedia]

 レノボ・ジャパンは2月24日からゲーミングPCの新モデルの販売を開始する。

 この新モデルの発売に合わせて、同社はLenovoの新しいゲーミングブランド「Legion(レギオン) by Lenovo」を日本国内で展開する。新モデルの1つ「Lenovo Legion Y520」を皮切りに、同社のゲーミングPCと、それに関連する活動全般において同ブランドを利用する方針だ。

Legion by Lenovoのロゴ Legion by Lenovoのロゴ
Lenovo Legion Y520 日本におけるLegionブランド第1弾製品となる「Lenovo Legion Y520」。日本モデルも「USキーボード・英語OS」で販売する
レノボ・ジャパンの藤井宏明氏 レノボ・ジャパンの藤井宏明氏

 Lenovoでは、コンシューマー向けPCを「idea(アイディア)」ブランドで展開している。デスクトップPCであれば「ideacentre(アイディアセンター)」、ノートPCや2in1 PCであれば「ideapad(アイディアパッド)」というブランド名が付いている。

 従来、LenovoはゲーミングPCをideaブランドの「Yシリーズ」として展開してきた。しかし、「『“Y”だけではゲームを連想しにくい』という声が日本のみならず世界各国(の拠点)で起こった」(レノボ・ジャパン コンシューマー製品事業部の藤井宏明プロダクトマネージャー)ため、LenovoのゲーミングPCであるとすぐ分かる、独立したブランドを立ち上げることになった。そして生まれたブランド名が、英語で「軍隊」「軍団」といった意味を持つ単語「Legion」だ。どちらかというと「戦う」ゲームを楽しむことが多いゲーミングPCならではの名称ともいえる。

 今後、LenovoのゲーミングPCはモデルチェンジのタイミングで順次Legionブランドに切り替わる。ただし、LegionブランドはPCの形態を問わずに用いるため、「デスクトップモデルでは『タワー』型であることを示す『T』をモデル名の末尾に付けることになる」(藤井氏)予定だ。

 このブランドは、Lenovoのゲーミングコミュニティ活動全般にも用いられる。レノボ・ジャパンは、東京ヴェルディ eスポーツチームのスポンサーになっている。今後は東京ヴェルディの活動や、PCゲーム大会などに協賛する際にもLegionの名前が出てくることになるだろう。

レノボ・ジャパンは東京ヴェルディ eスポーツチームのスポンサー レノボ・ジャパンは東京ヴェルディ eスポーツチームのスポンサー。東京ヴェルディ(東京ヴェルディ1969フットボールクラブ)は、2016年9月に日本のプロスポーツチーム運営会社として初めてeスポーツ部門を立ち上げた
東京ヴェルディ eスポーツチームの「Overwatch」プレーヤー レノボ・ジャパンの発表会に駆けつけた東京ヴェルディ eスポーツチームの「Overwatch」プレーヤーとヴェルディ君。eスポーツチームのユニフォームは東京ヴェルディのサッカークラブと同じデザインだ
ヴェルディ君 Lenovo Legion Y520を手にするヴェルディ君

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