ゲーミングキーボードの多くは、LEDを使ったライティングを備えている。TK-G02UMBKもご多分の漏れず、キーボードの左右側面とキートップにRGBライトを備えている。
一般的に、ゲーミングキーボードのRGBライトの設定は、Windowsに専用ユーティリティーソフトウェアをインストールして行うことが多い。それに対して、TK-G02UMBKのRGBライトはキーボード単体で設定を完結できる。
設定はFnキーと指定されたキーのコンビネーションで行うようになっており、ライティングモード(6種類)、光の移動スピード、明るさや光の移動方法(一部モードで設定可能)を設定できる。設定はキーボードに保存されるので、別のPCやゲーム機につないだ場合もそのまま維持される。FnキーとEscキーを5秒以上押し続ければ、設定をリセット可能だ。
ゲームでは、キーボードの複数のキーを押す操作をすることがある。しかし、一般的なUSBキーボードでは、同時に入力(認識)できるキーの数が6つまでに制限されている。
そのため、ゲーム用途では、あえて古いPS/2キーボードを使うか、6つを超える同時入力を受け付ける「Nキーロールオーバー」に対応するUSBゲーミングキーボードを使うことが好ましい場合がある。
ゲーミングキーボードのご多分に漏れず、TK-G02UMBKでもNキーロールオーバーに対応している。ただし、価格(コスト)とのバランスを取るためか、ゲームで良く使う16キーに絞って対応する「エリアキーロールオーバー」を採用している。
取扱説明書によると、ゾーンは2パターン用意されているそうだが、特に設定する項目はない。筆者が試してみた限りでは、キーの入力状況によって自動で切り替えているようだ。できれば10キーや方向キーも対象に入れてほしかったが、多くのゲームではこれだけ対応していれば何とかなるだろう。
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