5割がトイレにケータイ持ち込み、9割が寝るとき枕元に

» 2009年06月01日 07時00分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は5月28日、携帯依存度に関する実態調査の結果を発表した。調査は5月15日から同18日まで、GMOメディアが運営する「ヤプログ!」など、合計9社、10携帯サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は6307人。

 学生を対象に学校でのメールチェックについて聞いたところ、男子では「休憩時間にチェックする」が56.3%と最も多く、以下「授業中でも隠れてチェックする」が34.6%、「学校でも受信するたびにチェックする」が33.3%と並んだ。女子では「休憩時間にチェックする」が57.4%で最多となり、次いで「学校でも受信するたびにチェックする」が27.5%、「学校内での携帯電話の使用は禁止されている」が27.0%となった。

 学年別に見ると、小・中学生は「学校への携帯電話の持ち込みは禁止されている」が上位となっているが、高校生では「授業中でも隠れてチェックする」が約2割という結果なのに対し、大学生では4割強と、年代が増すごとに学校でのメールチェックの頻度は高くなっている。

 電車の中や歩いている時など、移動中に携帯電話がどこにあることが多いかを調査したところ、男性では「ポケットに入れている」が83.1%と最も多く、次いで「かばんの中に入っている」が7.7%、女性では「かばんの中に入っている」が47.3%で最も多く、次いで「ポケットに入れている」が39.2%となった。

 自宅での携帯電話の携帯状況を聞くと、男女合わせて、眠る時に枕元に携帯電話を置いて寝るという回答が92.7%、トイレの中に携帯電話を持って入るという回答が53.5%、食事する際に携帯電話を手元に置いているという回答が44.8%と、いずれも非常に高い回答結果となった。

 会社員を対象に、勤務先でのメールチェックについて調査したところ、「仕事の休憩時間に」が76.9%、「受信するたびに」が25.7%、「トイレに行く際に」が24.7%と並んだ。6.0%とわずかながら「社内での携帯使用は禁止されている」という回答も見られた。

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