駅に着くと読める――iPhone向けGPS連動小説「各駅小説の旅」

» 2009年11月17日 12時30分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 ダイレクトメッセージは、iPhone向けのGPS連動小説「『各駅小説の旅』〜山手線の女編〜』をApp Storeにて発売した。価格は税込み350円。

 このアプリは従来の電子書籍と異なり、iPhoneのGPS機能を利用する。実際に山手線の駅へ行き、GPSを作動させるとその駅のストーリーが読める仕組みだ。オリエンテーリングのように山手線巡りを楽しめ、29駅のストーリーをコンプリートすることで30個目のスペシャルコンテンツが読める仕掛けも施されている。小説はケータイ小説の女王といわれた内藤みか氏による29駅のショートストーリーで、Twitter小説(twnovel)の形式で書かれている。

 この小説について内藤氏は、「電車での移動の際に、モバイルで小説を楽しむ人が増えています。GPSと連動することで、電車内の読書をより楽しめるのではないでしょうか。駅に着くたびに、その駅らしさのあるプチ小説が読めるので、臨場感も強く、車内に本当にその主人公が乗り合わせているかもしれないと想像できる点を新しいと感じています。いつか江の電のGPS小説も書いてみたい」とコメントしている。

 ダイレクトメッセージでは、GPS連動小説の第2弾として12月に、作家吉井春樹氏による「『各駅小説の旅』〜山手線の男編〜」をリリース予定。今後もパス路線や史跡名所ガイドなど、さまざまな分野に関連したGPS小説をリリースするとしている。

 Twitter小説とは、Twitterで140字以内で書かれた超短編小説。内藤みかの呼びかけで始まったハッシュタグ“#twnovel”の試みは、スタート3カ月で投稿者1000人、総投稿1万件を突破した。『Twitter小説集 140字の物語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)として書籍化もされている。

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