電通とヤッパ、「MAGASTORE」のiPhoneアプリをリリースApp Town 電子書籍

» 2009年09月14日 20時45分 公開
[園部修,ITmedia]

 電通とヤッパが提携してプラットフォームを開発した、国内の28社の雑誌を専用アプリ上で有料配信するサービス「MAGASTORE(マガストア)」。このサービスを利用できるiPhone/iPod touch向けのアプリ「MAGASTORE」の配信が始まった。価格は115円。アプリでダウンロードできる雑誌の目次や中づり情報などが確認できる(コンテンツはダウンロードできない)無料版「MAGASTORE 無料版」も用意されている。

 アプリ内で購入できるコンテンツにはFull版、Lite版、Special版の3種類がある。Full版は書店で販売されている雑誌とほぼ同等の内容を収録しているが、Lite版は雑誌の一部記事を収録したものになる。またそれ以外に特別編集などによって作成されたものがSpecial版となる。

 MAGASTOREアプリで9月に購読できるのは、AERA(Full版)、amarena(Lite版)、ar(Lite版)、オズマガジン(Full版/Lite版)、株式にっぽん(Full版/Lite版)、ゴルフダイジェストチョイス(Lite版)、GQ JAPAN(Lite版)、週刊ダイヤモンド(Full版)、SPA!(Lite版)、住まいの設計(Full版)、旅(Special版)、旅サライ(Lite版)、DAYTONA BROSS(Full版)、デジタルef(Full版)、FRIDAY(Lite版)、料理通信(Full版)。なお発売日などによりコンテンツの配信日は異なり、アプリをインストールすればすぐにすべての雑誌が購入できるわけではない。

 MAGASTOREには朝日新聞出版、アシェット婦人画報社、ALBA、鋤|出版社、グラフィティマガジンズ、幻冬舎、講談社、ゴルフダイジェスト社、コンデナスト・ジャパン、三栄書房、小学館、主婦と生活社、主婦の友社、新潮社、スターツ出版、スリーエー・コーポレーション、世界文化社、ソニーマガジンズ、ダイヤモンド社、東洋経済新報社、トランスワールドジャパン、ネコ・パブリッシング、阪急コミュニケーションズ、プレジデント社、プロトコーポレーション、扶桑社、毎日コミュニケーションズ、料理通信社が参加しており、各社が発行している雑誌の中から順次配信される雑誌が出てくる予定。

PhotoPhotoPhotoPhoto MAGASTOREアプリでは、「新着」「カテゴリ」「中吊り」の中から雑誌を選べる。中吊り広告から雑誌を選べるのが面白い。コンテンツはアプリ内からそのまま購入できる
PhotoPhoto App Storeのアプリ情報のページには、新たに「トップアドオン」という項目が用意されている。ここでは追加コンテンツのダウンロードはできないが、人気のコンテンツが確認できる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年07月27日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. 「ハンディファン」「ネッククーラー」の選び方とやってはいけないこと 炎天下での利用は要注意 (2024年07月23日)
  3. IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」 (2024年07月26日)
  4. 貼らない保護フィルムケース「スマハラ」、iPhone 15シリーズ向けに発売 丸洗いもOK (2024年07月26日)
  5. スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は? (2024年07月26日)
  6. OPPOがFindシリーズを2024年内に国内発売へ 競合メーカー担当者の前でサプライズ告知 (2024年07月26日)
  7. 約2万円の折りたたみケータイ「Orbic JOURNEY Pro 4G」を試す シンプルで使いやすいがローカライズに課題も (2024年07月27日)
  8. 外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法 (2024年07月25日)
  9. KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入 (2024年07月24日)
  10. 中国の“音楽特化スマホ”「MOONDROP MIAD01」を試す 重厚なサウンドに驚き、作り手のエゴを存分に感じた (2024年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー