スマートフォン/タブレット向けコンテンツの自動変換・配信サービス「HandyBinder」

» 2010年12月09日 19時51分 公開
[富永ジュン,ITmedia]

 凸版印刷は、スマートフォンやタブレット端末向けのコンテンツ作成・配信サービス「HandyBinder」を12月中旬に販売開始する。月額料金は利用容量500Mバイト/ユーザ数500IDで2万円、追加容量500Mバイトごとにプラス2万円。また、500ID以上利用する場合は別途料金が発生する。

 HandyBinderは、インフォテリアのスマートフォン向けコンテンツ作成・配信サービス「Handbook」をエンジンとして採用。PDFやPowerPoint、Excel文書をアップロードすることでスマートフォンやタブレット端末向けに自動変換し、各端末に配信する。また、HandyBinderサイト上でのコンテンツ編集や、公開対象範囲を特定ユーザに限定する機能も利用できる。

 同社では、営業支援ツールやeラーニング、日報、アンケートなどの企業用途のほか、試験やクイズといった教育機関向けでの活用を想定している。

 また、採用事例としては、地球環境戦略研究機関において、地球温暖化対策の国際会議において使用している国際交渉用文章や交渉経過といった紙資料の一部をHandyBinderによるiPad閲覧に置き換えた。また、11月29日からメキシコ・カンクンで開催された国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)にて実験運用された。

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