シード・プランニングが、タブレット端末の市場動向に関する調査結果を発表した。同調査は、国内でタブレット端末を発売した企業や今後発売を予定している企業の13社25製品について分析し、タブレット端末の現在の市場と将来の動向を展望したもの。合わせて、2015年までの市場規模予測も行っている。
国内でリリースされた(リリース予定の端末も含む)13社25製品のOSを見ると、10社の15製品に採用されたAndroidが急速に存在感を示し始めているのが分かる。画面サイズは文庫本相当の7型がもっとも多く、25製品中11製品がこのサイズのディスプレイを採用。9型から11型については、9型が6台、10型が5台、11型が1台となった。
タブレット端末は今後、2台目ニーズを捉えたネットブックと個人向けのノートPCの需要、業務用端末としての需要を取り込むとみられ、2015年には2010年の約10倍となる800万台の市場になるものと同社は予測している。
同調査の詳細は「2011 タブレット端末の市場動向とアプリストアの現状 〜iPad、アンドロイド端末等の製品動向、メーカー戦略、市場動向〜」と題した調査リポートに掲載されている。価格は10万5000円。
スマートフォンの出荷好調、前年同期の3倍超に――IDC調べ
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