TIS、AR情報配信プラットフォーム「SkyWare」を展開

» 2011年07月21日 19時23分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 TISは7月20日、位置情報やAR(拡張現実)を活用するスマートフォン向け情報配信プラットフォーム「SkyWare(スカイウェア)」を発表した。同プラットフォームを活用したサービスの第1弾として、企業や自治体の観光情報配信をサポートする「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」を同日より提供する。


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 SkyWareは、企業が位置情報/ARコンテンツを簡単に配信できるプラットフォーム。導入企業は、専用のWebサイトからコンテンツを登録できる。テキストや写真に加え、動画や音声コンテンツの提供にも対応する。動態ログ収集機能により、ユーザーの位置情報の収集、蓄積も可能だ。

 ユーザーにはiOS/Androidアプリを提供する。マップやAR画面でコンテンツを閲覧できる。アプリは多言語に対応する。利用者の属性などに合わせたお勧めルートの提案機能やナビゲーション機能を持つ。

 街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWareとして、観光コンテンツを持つ自治体や企業向けにサービスを訴求していく。コンテンツを所有する企業は、同サービスにより最短2週間で観光客向けナビゲーションサービスの提供を開始できる。

 利用料金は基本サービス料金が年間150万円(1000コンテンツまで)。サーバ管理サービス、利用者属性情報提供サービスも別料金で提供する。また、街歩き観光ナビゲーションサービス構築に向けてのコンテンツ整備といった初期導入支援サービスを75万円で提供する。

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