iPhoneとつながるカーナビ、富士通テンが発表――Twitter連携、AR、ニュース読み上げが可能に

» 2011年06月01日 19時47分 公開
[ITmedia]
photo AVN-F01i

 富士通テンは6月1日、カーナビ「ECLIPSE」の新モデルとして、iPhoneとの連携機能を備えた「AVN-F01i」を発表した。iPhoneの通信機能を活用し、地図上にTwitterのつぶやきを表示。車の駐車場所へ案内するAR機能や、ニュースの読み上げ機能も備える。市場想定価格は9万円前後。

 同社が提供する無料アプリ「TwitDrive」「どこCar」「Carニュースリーダー」をiPhoneにダウンロードし、別売りの専用コードでカーナビに接続すると、iPhoneアプリとカーナビが連携する。なお、アプリ自体はiPhone単体でも利用できる。

 TwitDriveは、Twitterアカウント使って地図上に渋滞やグルメなどの情報を投稿・共有できるアプリ。カーナビの画面に現在地付近の投稿を表示でき、目的地設定にも利用できる。カーナビから定型句のつぶやきを投稿することも可能だ。

 どこCarは、AR(拡張現実)画面を使って車を止めた場所を矢印で案内する。駐車後にiPhoneをコードから外すとアプリが自動で起動し、位置登録ボタンを押すことで駐車場位置を記憶。広い駐車場などで車を探すのに役立つとしている。

 Carニュースリーダーは、Yahoo! JAPANが提供しているニュースをカーナビが読み上げ、運転中にニュースをチェックできる。音声の男性・女性の切り替えや、読み上げ速度の変更にも対応する。


photophotophoto 左からTwitDrive、どこCar、Carニュースリーダーの画面

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