映画やアニメが見放題――ドコモとディズニーのスマホ向けコラボブランド、その狙い

» 2012年02月01日 17時25分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 新モデル「Disney Mobile on docomo F-08D」(左)と「Disney Mobile on docomo P-05D」(右)

 「ディズニーの世界観満載のスマートフォンと、ビデオを含んだ特別なサービスとコンテンツ、これらをパッケージにしたブランドを立ち上げる」

 NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンは2月1日、ディズニーとコラボレートしたスマートフォンブランド「Disney Mobile on docomo」を立ち上げた。女性を主なターゲットに、ディズニーの世界観を演出したスマートフォンを販売。さらにユーザー向け無料特典として、ディズニーならではの動画見放題サービスや、アプリなどのコンテンツを提供する。

 製品の第1弾として、富士通製「Disney Mobile on docomo F-08D」を2月下旬から、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「Disney Mobile on docomo P-05D」を3月中に発売する。ドコモとディズニーは継続的にブランドを推進していく考えで、春以降にはドコモがスポンサーを務める東京ディズニーランドや東京ディズニーシーと連動した特典も提供する予定だ。

photophoto ディズニーらしい専用クレードル(F-08D)やカバージャケット(P-05D)も付属。ブランドならではの特別感を演出した

若い女性に加え、“子育て層”もターゲットに

photo ウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ ゼネラルマネージャー モバイルのデービッド・ミルスタイン氏(左)とNTTドコモ 執行役員 マーケティング部 永田清人部長(右)

 「ディズニーの世界観満載のスマートフォンと、ビデオを含んだ特別なサービスとコンテンツ、これらをパッケージにしたブランドを立ち上げる」――ドコモの執行役員 マーケティング部の永田清人部長は、新ブランドの説明をこう切り出した。ドコモの端末やサービスの魅力と、ディズニーのコンテンツの魅力、それぞれの「強みをかけ合わせ」て、ユーザーの新規開拓を目指していくという。

 特に充実した動画サービスは他社との差別化の大きなポイントになりそうだ。「Disney シネマ」ではディズニーの長編アニメや「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズをはじめとする映画など約10作品(約20時間分)が見放題。さらに「Dlife」では、3月開局予定の同名BS放送でラインアップする「デスパレートな妻たち」といった海外ドラマが約10作品(約50時間分)も見放題となる。動画サービスの作品は順次更新され、新たなタイトルが加わっていくという。

photophoto ディズニーの代表作「ふしぎの国のアリス」((C)Disney)などさまざまな映画が楽しめる「Disney シネマ」(写真=左)。海外ドラマをラインアップする「Dlife」(写真=右)
photo 親子で楽しめるアプリもプリインストールした

 また、「ディズニーとしての新たな試み」(ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ ゼネラルマネージャー モバイル デービッド・ミルスタイン氏)として、小さな子供を持つ女性に向けたコンテンツも用意した。リズムゲームやパズルなど、親子で楽しめるアプリを3種類プリインストールし、毎月1アプリずつ追加していく予定だ。

 このほか、Disney Mobile on docomo限定デザインのライブ壁紙といったオリジナルコンテンツも提供する。「@disneymobile.ne.jp」のオリジナルメールアドレスや、ディズニーならではの絵文字やデコレーション素材、きせかえコンテンツなども用意した。

photophoto 40以上のアプリ、25以上のライブ壁紙、動画コンテンツなど、さまざまな特典をユーザーに提供する

スマホにも“楽しい”“かわいい”必要

 ディズニーは従来からソフトバンクモバイルのMVNOとして端末を提供しているが、今回のブランドは端末をドコモが販売し、ディズニーはユーザー限定サービスなどを提供するという体制を取った。「パートナーによってそれぞれの事情があり、我々はパートナーに合う形でビジネスを進める」とディズニーのミルスタイン氏は説明。ユーザーがディズニーのコンテンツを楽しめる環境を提供することが、何よりも重要な目的とした。

 一方のドコモは新ブランドで新規ユーザーを獲得するのが大きな狙いだが、既存のドコモユーザーの満足度向上にもつながるとみる。「先端性だけでなく、楽しい、かわいいといったものにも取り組んでいくことが、スマートフォンを広げていくことにつながる」(永田氏)と考え、ブランドを推進していく。

photophoto テレビCMには堀北真希さんが出演する
photophoto 発表会にはミッキーとミニーも駆けつけた

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