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» 2012年06月21日 16時15分 UPDATE

海外モバイルニュースピックアップ:2012年で最も革新的なAR、5つの例を映像で紹介

海外のモバイル系ニュースを短信でお伝えします。今日のトピックは2012年で最も革新的なAR、LG、Siri的なサービスでAppleとSamsungに挑戦状、GoogleもSiriに挑戦状? など。

[中野恵美子,ITmedia]

2012年で最も革新的なAR、5つの例を映像で紹介

 PSFKが「2012年で最も革新的なAR」を紹介している。ロンドンで開催されたAR Summitで選出された11の事例のうち、5つが映像とともに掲載されている。

 フィギュアなどと組み合わせて遊ぶセサミストリートのおもちゃ「Sesame Prototype Playset」、静的な情報を3Dかつインタラクティブに変換する、上級管理職向けの「CEO Vision」、スタートレック気分が味わえる「Transporter App」など。個人的なイチオシは、恐竜や野生動物などと戯れることができるNational Geographicの事例だ。童心に返ってイベントを楽しむ人たちの映像を見ていると、こちらまで楽しい気分になってくる。

 ちなみに、もっとも革新的AR使用部門の勝者はCEO Vision。National Geographicのための取り組みは、最優秀ARマーケティングストラテジー部門で優勝している。

LG、Siri的なサービスでAppleとSamsungに挑戦状

 LGが、AppleのSiri、SamsungのS Voiceに真っ向勝負を仕掛けるバーチャル・アシスタント・サービスを韓国で開始すると、あちこちで報じられている

 「Quick Voice」という名のサービスは、電話、電子メール、アドレス帳、アラームクロック、カレンダーなど、当初11のアプリをサポート。地図や天気、Web検索などの検索機能も備えている。iOS 6で提供されるレストランなどのローカルサーチにも対応するのかどうかは不明だという。

 この新サービスは「Optimus Vu」に6月後半、「Optimus LTE 2」に7月、ソフトウェア・アップデートを介して追加されるという。

GoogleもSiriに挑戦状?

 GoogleもSiriの競合を提供する計画を加速していると、Wall Street Journalが報じている

 スタートレックでコンピュータの声を担当したメイジェル・バレット・ロッデンベリーさんにちなんで「Project Majel」と名付けられたプロジェクトとして噂されていたが、そのちょっと前には、「Androidの父」として知られるGoogleのアンディ・ルービン氏が「ボイス・アシスタントなんてばかばかしい、電話はコミュニケーションのためのツールであって、コミュニケーションする相手じゃないよ」というようなことを言ってもいる

 Wall Street Journalには、プロジェクトの詳細は掲載されていないが、Googleのタブレットが発表されるのではないかと噂されるイベント「Google I/O」(6月27日から29日まで)で、ボイスアシスタントに関する何らかの発表もあるのでは、と見る向きも多いようだ。

Siriの中国語版、天安門関連の質問には「知らぬ存ぜぬ」

 こちらは「Siri@中国」の話題。中国語には方言が多いことから、すべての中国語話者を満足させるのは難しそう、という予測を以前ご紹介したが、「Siriの中国語は英語のように流ちょうじゃない」という不満が出ているようだ。

 また、回答の内容への不満もある。中国のユーザーが結婚を申し込んだところ「友達のiPhoneとお付き合いしているから」と断るなど、Siriのユーモアは健在だが、1989年6月4日の天安門事件に関する質問には、満足な返事ができていない。「天安門事件について知っているか」という質問には「『天安門事件について知っているか』に関連するアポイントメントは見つかりませんでした」と回答。「1989年6月4日には何が起きた?」という質問には「申しわけありませんが、お探しの方はアドレス帳に載っていません」と返したという。

 こうした事象については、Siriの中国語の問題ではなく、政治的な問題とする見方もある。センシティブな質問にきちんと答えられないと、「Siriは歴史をねじ曲げている。中国を出て行け、Apple!」というボイコット騒動に発展するかもしれない――というのだ。「天安門広場まで、車だとどう行けばいい?」という質問に「すいませんがもう一度言ってもらえますか?」と回答するのも、そのためだとしたら、この問題に対するガードは相当堅そうだ。

iPhoneを栓抜きに、でもヒビが……

 iPhoneケースには栓抜き付きのものもあり、中にはアプリと連動して、何本開けたか「見える化」してくれるものもあることは、以前ご紹介した通りだが、iPhoneそのものを栓抜きにしてしまった人がいるらしい。

 映像が薄暗くて、どうやって開けているのか今ひとつ分かりにくいのだが、中国の方が、iPhone 4SとMeizu MXを使ってビールの栓を確かに抜いている。iPhoneの方はヒビが入りました…

Foxconnで研修を終えないと卒業できない? 西安の大学で

 暴動や寮からの飛び降り自殺など、暗い話題ばかりが注目されているFoxconnだが、今度は、大学生が同社で研修を行わないと卒業させてもらえない、という若干理不尽な話が浮上した。

 西安のXi'an Technological University North Institute of Information Engineeringの学生が、夏の間、Foxconnでインターンシップを行うことになったが、これは必須のカリキュラムで、研修を行わなければ卒業できないのだという。伝えられるところによれば、同校に2カ月間のインターンシップを求められたのは2010年度入学の学生。一応、1550元の月給は支払われるが、日用品や食事代、宿泊代などが引かれるため、手元には月々705元しか残らない。電話代なども引かれるようだと、結局ただ働きになると語る学生もいる。しかも、人文社会科学系など、テクノロジーとは関係のないコースの学生も参加を求められているという。

 既に「研修」を行った学生によると、その内容は携帯電話のエッジをトリミングするといった単純作業で、「中学生にもできる」作業だったという。選考する学科と無関係な内容の「研修」は、結局のところ、安価な労働力の確保に過ぎないと、21st Century Education InstituteのXiong Bingji氏という方が語っている。

Apple、WWDCのセッションビデオを公開

 Appleが開発者向けにWWDCのビデオを公開した。登録デベロッパーであれば、100以上のセッションを無料で視聴できる。

恥ずかしいAndroidの詐欺アプリ、続報

 昨日、日本で起きたちょっと恥ずかしいAndroidの詐欺アプリをご紹介し、「いつの事件なのか不明」としたが、The Registerにもうちょっと詳しい情報があった。ネタ元はこちらで、おおもとはこちら

こんなゴージャスなラップトップはいかが?

 モバイルとは関係ないが、素晴らしすぎるデスクトップ「The Clacker Full PC Suite」を、Technabobなどが紹介している

 キーボードもマウスもマウスパッドもPCもLCDもスピーカーもテーブルも、そしてイスまでセットになったスイート。お値段は「要問い合わせ」となっており、相当高価なものと思われる。

 モバイルの話にちょっと引き寄せれば、何だかよく分からないほど素敵なラップトップ「Steampunk Laptop」もアリ。Appleの方針からMac版は作成できないが、「PCラップトップにMac OSをインストールする方法もいろいろありますよね」と言及しているのは、こういう製品が大好きなMacユーザーが多いであろうことを見越してのことか、複数の問い合わせがあったためか?

sa_fc10.jpgPhoto ゴージャスなラップトップ「Steampunk Laptop」。6月21日時点では売り切れ

 現在、製品ページには改定版の「Datamancer Victorian Laptop」が掲載されているが、今のところ売り切れで、価格はなんと6850ドル! 類推するに、The Clacker Full PC Suiteは魂も吹っ飛ぶような価格であるに違いない。

 なお、Steampunk Laptopの製造工程が気になる方は、こちらへどうぞ。

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