なんでウソをついてまで人をほめるの?カラテカ入江の「後輩力」(2/2 ページ)

» 2012年09月24日 11時00分 公開
[カラテカ・入江慎也,Business Media 誠]
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 また、先輩の奥さんの手料理をいただいたりするのが大好きなので、おいしかったら「おいしいですね!」とハッキリ言います。家族に嫌われている後輩は、先輩も誘いづらいでしょうし、奥さんやお子さんとも仲良くなりたいと思っています。

 ご家族への手土産に、ハーゲンダッツのアイスクリームや子どものオモチャを持っていくこともあります。特にハーゲンダッツのアイスクリームは、誰にでも喜ばれるので、オススメです。「あの人またきてくれないの?」と言われるような存在になれたらうれしいことですよね。

 ただ僕はコンパキャラのイメージが強くて、なかなか先輩の奥さんに信用していただけないので、誠意ある対応をしなければ、と日々思っています。

ウソをついてまでホメるのはNG

『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』 『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』(入江慎也・著、アスコム・2012年6月末刊、本体1365円)

 ホメられて怒り出す先輩なんていませんし、ホメることは後輩力に欠かせない要素です。ホメ上手は、人のつながりがどんどん広がっていきます。

 といっても、先輩のご機嫌をとったり、こびたりするためにホメる必要はありません。大切なのは、先輩がしてくれたことへの感謝の気持ちだったり、相手をリスペクトしていたりするということです。そして、その先輩ともっとつながりを深めたいという思いです。

 だから、ウソをついてまでホメるのはやめましょう。ウソはどうせすぐにバレてしまいます。お世辞でもおべっかでもなく、本当に感心、感動したことをそのまま口にすればいいのです。

集中連載『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』について

カラテカ・入江慎也さん

 友人5000人芸人で話題のカラテカ・入江慎也が人付き合いの秘けつをすべてさらす!

 人間関係でうまくいかないことって多くないですか? 会社の上司や部下、学校やサークルでの先輩後輩、ご近所付き合いなど、私たちの周りはさまざまな人間関係で成り立っています。

 つまり、人づきあいがうまくいけば、仕事もプライベートも、すべてがうまくいくのです。僕のもとにはよく、友達作りや人づきあいについての相談がもちかけられます。「どうしたら友達をたくさん作ることができるんですか?」「人づきあいがスムーズにできる方法があったら教えてください」人づきあいで悩んでいる人は多いと思います。

 「友達5000人芸人」といわれるぼくですが、実はぼくも最初は、人付き合いで悩んでいました。でも、「後輩力」に気が付き、「後輩力」を磨くことを心掛けてからは、一気に状況が変わりました。

 この本では、僕がなぜ友達5000人になれたのか、いろいろな分野の友達や知人を増やすことができたのか、その秘けつである「後輩力」を紹介します。


目次

  • 第1章 後輩力の掟
  • 第2章 後輩力の磨き方
  • 第3章 後輩力マナー講座
  • 第4章 もしものときの後輩力

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