ですから、部下を評価するための基準作りにおいて、段階分けの目標を設定する際には、「部下は自分と同じようにはできない」という意識で部下の目線に立つことが重要です。自分では一段一段、丁寧に目標に段階を設けたつもりでも、部下には二段飛び、三段飛びの目標に感じられるかもしれません。
ときには部下に苛立(いらだ)つこともあるかもしれませんが、常にその部下が「頑張れば到達できる一歩先の目標」を示すことが、部下ひとりひとりのやる気と行動を呼び起こし、成長を促します。それが組織の力を底上げし、ひいては上司やリーダーであるあなた自身の商品価値を高めることにつながるのです。
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