錦織圭選手のレッスンとトークショーが3万マイル JALが挑戦する新たな「ファン獲得戦略」ネガティブなイメージを払しょく(4/4 ページ)

» 2022年02月15日 12時24分 公開
[田中圭太郎ITmedia]
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公式スポンサーとしてパラのレガシーをつなぐ

 また、パラリンピックの選手では、今回のイベントに参加した上地選手のほか、車いすバスケットボール日本代表の香西宏昭選手もサポートしている。

 「パラスポーツについては、もっとしっかり向き合っていきたいと思っています。東京2020オリンピック・パラリンピックを経(へ)たことで、健常者も障がい者も分け隔てなく挑戦し、活躍することが、世の中にも浸透しつつあるのではないでしょうか。

 上地選手と香西選手をサポートさせていただいていますが、他の競技団体も含めて、選手の移動をサポートすることを考えていきたいと思っています」

 JALがスポーツを支援するのは、もちろんビジネスにつなげることが大きな目的だ。同時に、オフィシャルエアラインパートナーとして名を連ねた、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーを残すことにも尽力したいと考えている。

 「東京2020の開催をめぐってはいろいろなことが起きましたが、やはり選手の皆さんは頑張りましたし、応援することで力をもらったファンもたくさんいます。公式スポンサーの1社としては前向きに受け止めて、大会のレガシーをつないでいきたいですね」

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