大災害時はiモードで安否確認〜ドコモが伝言板サービス

» 2004年01月09日 19時40分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモは1月17日から、iモードを使った災害時の安否確認手段「iモード災害用伝言板サービス」を提供する。災害発生時に安否確認の電話連絡が殺到し、通信がつながりにくくなることから、iモードを使って安否確認できるサービスを提供することでトラフィックの分散を狙う。

 伝言板は、震度6弱以上の地震など大災害が発生した際、iMenuのトップに表示される。「地震発生以外でも、水害や注意情報が出たときなども、通信トラフィックを見ながら判断したい」(ドコモ災害対策室長の佐藤忠司氏)

 安否を知らせるメッセージの登録は、チェックボックスで選択可能な「無事です」「被害があります」「自宅にいます」「避難所にいます」の4種が用意されるほか、全角100文字までのコメントも登録できる。登録可能な伝言の件数は1電話番号につき10件。登録されたメッセージは、登録から最大72時間保存される。

 iモードからのメッセージの確認は、安否情報を知りたいユーザーの電話番号を伝言板に入力することで行え、PCやPHSの場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgiにアクセスする。KDDIやボーダフォンなど他社の携帯電話からでもURLを入力することで閲覧できるという。

 伝言登録の流れ
 伝言確認の流れ

 通話をしなくとも安否確認ができる仕組みは整ってきたが「まだ完全なものではない」と佐藤氏。現状では通話とパケット通信を独立して制御できておらず、音声通話を制限するとパケット通信も制限されてしまうからだ。4月には独立制御を可能とし、音声通話が制限される状況でもiモードの災害用伝言板を利用できるようにする。

 安否を知らせるメッセージの登録が可能なエリアは、災害が発生した地域を管轄するドコモ各社の営業エリア全域と、その隣接県。例えば、福島県で災害が発生した場合、東北全域と群馬、茨木、栃木から利用できる。メッセージの確認が可能なエリアは全国のiモードが利用可能なエリア。

 なおドコモは伝言板の運用開始にあたり、体験サービスを実施する。アクセスは「iMenu」-「お知らせ&ヘルプ」-「災害用伝言板サービスについて」-「伝言板体験サービス」からで、1月17日の10時から1月19日の20時、1月21日の10時から1月23日の20時までの2回行われる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月13日 更新
  1. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  4. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  5. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  6. 20万円超も珍しくない高額スマホ時代、「スマホ保険」の選び方と料金の目安は? (2026年06月12日)
  7. 「Nintendo Switch 2」が“転売ヤー”の餌食に 多言語版の買い占め→「プレイ50時間」条件復活 (2026年06月12日)
  8. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー