HD録画のカムコーダ、DVD-R内蔵ミニノート……会場で見かけた新製品CeBIT 2004

» 2004年03月22日 00時58分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ソニーはHD録画可能なカムコーダーを参考出展している。DVベースのHDVフォーマットを使い、(Mini)DVテープに60分の録画が可能。録画ビットレートは1080iの場合で平均25Mbps、720pの場合で19Mbps。展示はプロトタイプで価格や発売時期などは未定。

 ビクターが欧州向けに発売する「MP-XV941」。B5以下のサイズのいわゆるミニノートPCながら、DVDマルチドライブを備える。CPUはPentium M/1GHz、ディスプレイは8.9インチ1024×600ピクセルでHDDは40Gバイト。バッテリーで5時間30分動作する。重さは1.5キロ。ドイツでの発売は6月。価格は2400ユーロになる見込み。

 MotorolaのLinux携帯第2弾「E680」。インタフェースは昨年登場の「A760」とよく似ている(3月18日の記事参照)。ダイヤル操作も含め、操作はすべてタッチパネルで行う。右の画像は電話をかけようとしているところ。

 こちらはシャープブースで展示している「GX20」の「フェラーリバージョン」。艶やかな赤が美しい。

 ボーダフォン向けのメガピクセルGSM端末「GX30」も展示(2月19日の記事参照)。CGシリコン液晶を使った美しいディスプレイが、GSM端末の中では印象的だ。

 シャープブースで一番人気だったのが、このスライド型端末「TM100」。スライドを生かし、閉じたままデジタルカメラのように撮影できる。20ミリを切る薄型で、スタイリッシュなボディが来場者の注目を集めていた。Vodafone向けのGXシリーズ同様、T-Mobile向けのみに供給されるモデルとなる。発売は2〜3カ月後。

 この木でできたPCはモックアップではない。スウェーデンのSwedxが展示している、オール木製のPC周辺機器だ。マウスもキーボードも液晶ディスプレイもむくの木製。来場者が詰めかける……というよりも、足を止めてしげしげと眺めていく。

 パナソニック モバイルが展示した、同社初のSymbian OS搭載端末「X700」(2月25日の記事参照)。

 こちらはMotorolaがUMTS端末に採用した、SanDiskの「TransFlash(T-Flash)」(2月27日の記事参照)。SDカード型のアダプタも併せて展示。

 パナソニックブースでは「X70による和音着メロコンサート」が行われている。4本の柱にそれぞれ10台程度のX70が取り付けられ、異なるフレーズの着メロを再生。騒がしい会場内で、ちょっと異質な雰囲気だ。

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