ドコモと富士通、FOMA用燃料電池を試作

» 2004年09月30日 16時18分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモは富士通研究所と共同で、クレードル型のFOMA向けマイクロ燃料電池を試作した。2005年を目処に商用化を進める。携帯電話への内蔵型についても「2007年移行、いずれは開発する」(ドコモ)としている。

 この試作機は、10月5日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2004」に出展される予定。

 メタノールを燃料として利用するタイプで、燃料は取り外し式のカートリッジで提供する。「901iシリーズから充電器の仕様を統一」(ドコモ移動機開発部技術推進担当の竹野和彦担当課長)する、FOMA共通充電仕様に準拠。FOMA全機種への充電が可能だという。

 18ccの燃料で約2時間の通話が可能。リチウムイオンバッテリー1個分としている。実用化時には、現在30%のメタノール濃度を上げ、「4回分の充電ができるようにしたい」(中村維夫社長)とした。

 外付け型とした理由は、ピーク時で3ワットに達する携帯電話の要求出力が満たせないため。現在は300mA程度の出力で、電圧は3.6ボルトを5.4ボルトに昇圧しているという。

 携帯電話向け燃料電池は、KDDIも携帯内蔵型のものを開発中。CEATECではモックが展示される(9月29日の記事参照)。

スペック
サイズ 高さ152×57×16ミリ
重量 190グラム
燃料容量 18(メタノール濃度30%)cc/1カートリッジ
携帯電話との接続方式 クレードル型(置き台型)
充電電気仕様(出力電流、出力電圧) 定格(5.4ボルト、700ミリアンペア)


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