カジュアルな着うたフル対応のWIN──それが三洋電機の「W22SA」だ。外部メモリの搭載を見送ったため、ボディは冬WINの中でも最軽量の114グラム。その分、内蔵メモリは約40Mバイトと大容量化して着うたフル楽曲の取り込みに対応する。
流れるような曲線を使ったツートンのボディが特徴。背面には1.5インチの大きな液晶と、方向キー、決定キーを装備。“閉じた状態でもメイン液晶の使い勝手を”という三洋端末のコンセプトが踏襲された。ただし、背面のキーはボディデザインになじむよう、控えめにレイアウトされた。「キーストロークを浅くしたボタンを搭載。タッチセンサーのようなイメージで使えることを目指した」(説明員)。
FMチューナーを内蔵し、FMを聴きながらオンエア中の楽曲情報をチェックしたり、オンエア曲を着うたフルサイトから直接ダウンロードできる。ラジオはイヤホンだけでなく、スピーカーから音を出して聞くことも可能だ。前モデルとなる「W21SA」に続き、最大60分のFMラジオ録音にも対応する。
メールのバックグラウンド受信に対応したことから、メディアプレーヤーで着うたフルの音楽を聴きながらメールを受信可能。聞きながらのメール作成や送信も行える。スピーカーは直径15ミリのステレオを装備、3DステレオDSPにより3Dサラウンドで再生できる。
バッテリーは830mAhのものが採用され、着うたフルの連続再生は、イヤホン装着時が6〜7時間、スピーカー出力で約5時間。
冬WINで唯一、赤外線機能を備える。EZアプリによりTVやDVDデッキなどのリモコンとして使用可能。EPGにも対応し、放送中の番組や日付・チャンネルを指定して番組表を表示し、録画予約することもできる。
カメラはオートフォーカス付き約133万画素CMOS。5センチまでの接写が可能だ。最大画像サイズは1280×960ピクセル。Exif PrintとPRINT Image Matchingに対応した。
OCR機能を搭載し、英単語をカメラで写せば単語の意味を表示してくれる。メール本文などを音声で確認する音声読み上げ機能や、最大6.5時間録音できるボイスレコーダも搭載した。
別売りの「USBケーブルWIN」を使ってPCと接続すると、PC用カメラとして使うことも可能だ。
製品名 | W22SA |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 約48×99×25ミリ |
重さ | 約114グラム |
連続通話時間 | 約230分 |
連続待受時間 | 約260時間 |
カメラ | AF付き有効約133万画素CMOS |
メインディスプレイ | 2.2インチ26万色(240×320ピクセル)TFT液晶 |
メインディスプレイ | 1.5インチ6万5536色(120×160ピクセル)TFT液晶 |
EZナビウォーク | ○(地磁気センサなし) |
着うたフル | ○ |
赤外線 | ○ |
データフォルダ容量 | 約40Mバイト |
発売日 | 11月下旬 |
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