冬WINは4モデルともメガピクセルカメラを搭載。カメラスペックの最高峰は、コントラスト方式のオートフォーカス機構を備えた200万画素CCDのW21CAだ。カシオ端末は「A5406CA」で300万画素CCDを搭載したが(6月14日の記事参照)、WINでの搭載は見送られた。
端末名 | カメラスペック |
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W22SA | AF付き133万画素CMOS |
W21T | 130万画素CMOS |
W22H | 124万画素CCD |
W21CA | AF付き200万画素CCD |
全モデルがQVGAの冬WIN。やはり注目なのは、240×400ピクセルのワイドQVGA液晶を備えたW21CAだろう。PCサイトの閲覧が可能なOperaブラウザを装備したため、高解像度な液晶が搭載された。
背面液晶が大きいのはW22SAの1.5インチ。三洋電機製端末は、閉じたままさまざまな機能を使えるのをウリにしている。今回もそれが踏襲されたかたちだ(2003年10月の記事参照)。
端末名 | メインディスプレイ | サブディスプレイ |
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W22SA | 2.2インチTFT液晶(QVGA、26万色) | 1.5インチTFT液晶(120×160、6万5536色) |
W21T | 2.4インチTFT液晶(QVGA、26万色) | 1.1インチTFT液晶(112×112、6万5536色) |
W22H | 2.4インチTFD液晶(QVGA、26万色) | - |
W21CA | 約2.6インチTFT液晶(240×400、26万色相当) | - |
端末ごとにターゲット層が異なるためか、カラフルなラインアップが揃っている。PCビューアーを装備したW21CAは、ジェネシスシルバーとエヴィルブラウンと渋めの色。
W21Tはサンライズイエローとブリーズグリーンが目を引く。売れ筋のシルバーもしっかり押さえた。
カジュアルなW22SAは、ピグメントブルー、ポップイエロー、パフィーホワイトの3色。
女性を意識したというW22Hは、ヴィンテージレッドとプレミアムシルバーがラインアップされた。
多彩な付加機能も端末選びを楽しくしてくれそうだ。W21CAは、Operaの搭載がポイント。クレードルにはUSBポートが装備され、PCとつなげば充電器に端末を置いた状態で、Packet WINを利用できる。
W21Tは、データ受信にも対応したBluetoothがウリ。改正道交法施行が迫る中、ワイヤレスヘッドセットやハンズフリーカーキットなどとつないでハンズフリー通話を行えるのもポイントだ。また付属のTV出力ケーブルを使えば、ゲーム画面をテレビ出力して遊べる。
W22SAは、録音可能なラジオ機能が特徴。ラジオの音は、スピーカーからの出力にも対応する。赤外線を使ったリモコンはEPG機能も利用可能。ほかにもOCR辞書機能や音声読み上げ機能、ボイスレコーダなど、便利なツールが揃っている。「USBケーブルWIN」でPCとつなげば、端末カメラをPCのカメラとして使えるのも面白い。
W22Hは、スライド操作と連携した各種操作が注目点。通話やメール返信などが、スライド操作に連動している。W21CAと共通の機能として、広がりのある音を再生可能な「DiMAGIC Virtualizer X」や、ASFファイルの再生機能も装備される。
W21TとW22SAは、メールのバックグラウンド受信に対応。着うたフルを聞きながらメールの閲覧や作成を行える。
なお、4端末のいずれもマンナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に対応するが、地図のヘディングアップ表示を可能にする地磁気センサに対応した端末は、登場しなかった。
端末名 | 文字入力機能 |
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W22SA | Advanced Wnn V2 |
W21T | Mobile Rupo |
W22H | ATOK for au(関西弁対応)+AI推測変換「APOT」 |
W21CA | ATOK for au(関西弁対応)+AI推測変換「APOT」 |
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