3Gデータ通信の料金を比較する:出そろったCFカード型3G端末(4/4 ページ)

» 2004年11月11日 22時14分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

料金面でリードのVC701SI、選択肢の広さのP2402

 あくまで料金面で見た場合だが、現状で専用プランを準備しているボーダフォンのVC701SIは圧倒的に優位にある。今年に入ってから料金プランを設定したため、競合2社を強く意識したものだろうし、複数回線割引が利用できなくても割高感が出ないようにうまく設定している。

 特に「データパックスーパーバリュー」の無料データ通信量244.1Mバイトは圧倒的だ。ただしパケット単価自体は、FOMAやauでパケット割引を最大限にした場合と大きく変わらず、気兼ねなく使い放題というわけにはいかない。料金体系をちょっと勘違いして利用すると、10万円単位の請求が来てもおかしくない点はFOMAやauと変わらない。ただし付属ユーティリティの出来が非常にいいので、料金面でのトラブルを最も防ぎやすいのもVC701SIだろう。

 FOMA P2402の場合は運用面の幅の広さが魅力となる。音声端末とカード端末を1契約で使い分けることもできるし、デュアルネットワーク契約を利用すれば音声はPDC、データ通信はFOMAという面白い使い分けもできる。データ通信はそれほどヘビーではない──正確にいえばパケットパック60の無料データ通信量で収まるなら、FOMAやドコモのPDCユーザーには悪くない選択になるはずだ。「2カ月くりこし」も毎月のデータ通信量にムラが多い人には有効だろう。

WINユーザーは、音声端末でのデータ通信も検討

 W02Hは、音声通話向けの料金プランでしか契約できない点が料金面では足を引っ張った。auの音声端末を使っているユーザーならば悪くないのだが、ドコモやボーダフォンの音声端末を使っているユーザーが利用するメリットはほとんどない。

 ただしWINの音声端末でのデータ通信であれば、12月1日からの割引サービスの改定で(10月6日の記事参照)パケット割WINでも音声端末でのEメール、EZWeb利用でのデータ通信料金は4200円が上限となり、さらにダブル定額でもデータ通信時のパケット料金が割り引かれる。1つの割引サービスで音声端末単独での定額パケット利用(PCサイトビューアー除く)と、PCやPDAでのパケット料金の割引が両立するようになった。音声端末でデータ通信もまかなうユーザーにはWINがお得だろう。

 次回は実機を用いてのエリアチェック、スループット計測などを行う予定だ。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月05日 更新
  1. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  2. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  3. 高市首相がAppleに要請――「自殺防止機能の搭載を」 生成AIへの相談増加を受け (2026年10月03日)
  4. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
  5. ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか (2026年10月04日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2026年10月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年10月03日)
  8. 「Androidのマイナンバーカード」は10月20日スタート予定 今の「スマホ用電子証明書」と何が違う? (2026年10月02日)
  9. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【10月4日最新版】 ポイント10〜20倍の獲得チャンス多数 (2026年10月04日)
  10. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー