ドコモは12月1日、FOMA 901iシリーズで予定していた「通話料金表示機能」の開始を延期すると発表した。システムに不備が見つかったことが原因。1週間程度をめどに修正を行ない、改めてサービス開始する。
延期されたのは、通話に合わせてどれだけ料金が発生したか計算し、端末に表示するサービス。PDCでは提供されていたが、FOMAでは901iの発売に合わせて開始される予定だった。
ドコモの国際電話サービス「ワールドコール」との連動部分に、問題が見つかった。ワールドコールには利用限度額を設定できる機能があるが、901iでこれを利用した場合に限り料金表示が2倍になり、結果として利用限度額に達していないのに通話規制がかかることが判明した。あくまで表示の問題で、実際に誤課金されることはない。
この部分以外は問題がない。提供開始日は確定しだい、ドコモのホームページで告知するという。
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