QVGA液晶やメガピクセルカメラ、アプリ機能を盛り込みながら97グラム、79ccという小型軽量サイズに抑えた「premini-II」。これまでの初代premini、premini-Sに続き3機種目のpreminiとなるが、ドコモはこれをシリーズ化していく計画だ。
1月24日の発表会でも、premini-IIの“カジュアル版”に当たる機種をリリースする計画があることを明かした。
カジュアル版のpreminiは、単にボディカラーや素材を変えるだけではなく、爪の長い女性の操作性なども考慮して、キー形状なども変更する可能性があるという。
この“preminiブランドシリーズ”の位置づけは、「らくらくホンに近いシリーズ」。今回は「小型化などはPDC方式だからこそ実現した。PDCのよいところをまだまだ利用したいユーザーもいる」(中野氏)と話したが、らくらくホン同様、将来的にはFOMAモデルも展開していきたい意向だ。
preminiブランドのアイデンティティは、「小型化と世界観、そして使いやすさ」(中野氏)。特にストレート形状にはこだわっておらず、サイズと使いやすさのバランスからこの形状に落ち着いたという。
2004年7月に初代を発売して以来、preminiシリーズは計30万台強が販売された。いわゆる50xや90xシリーズとは違い「100万台とかそういう数字は取れていない」が、「preminiは、数字を取りに行く端末ではない。シリーズモデルではカバーしきれない部分を穴埋めして、ユーザー層を拡大するモデル」(中野氏)だとした。
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