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» 2005年02月14日 19時10分 公開

日本初の本格的SmartPhone「Vodafone 702NK」 (2/3)

[kei_1,ITmedia]

 しかし、証明書のないアプリケーションでも、いったんある方法でファイルを展開して端末に持ち込めばインストールでき、利用可能であることがユーザーの手で発見された。多くの流通アプリケーションを702NKにインストールして使うことができるようになったのだ。

 これはユーザーが勝手にアプリケーションを使えるようにしたことから、俗に「超勝手アプリ」と呼ばれている。超勝手アプリについては当然ながらボーダフォンからは動作保障も問い合わせの返答も得られないので、自己責任で利用する必要がある。注意が必要だ。

 スケジューラやゲーム、ミュージックプレイヤーなど“超勝手アプリ”のジャンルは実に幅広い。ここでは筆者が実際に使ってみて、「お勧めできる」と思ったSeries 60向けのスケジュール管理ソフトと、ファイル管理ソフトを紹介する。日本市場向けに制作されたソフトではないが、日本語が使えるソフトウエアもある。このほか、MSN/Yahoo!/ICQ/AOL互換メッセンジャーソフトの「AgileMessenger」、MP3/MP4/AAC/M4A/OGG形式に対応している音楽プレーヤー「OggPlay」などもお勧めだ。

スケジュール管理ソフトのAquaCalenderの1週間表示(左)、一覧表示(中)月間表示(右)。702NKのスケジューラよりもさらに高機能だ。特に1週間のスケジュールを一目で見やすく表示してくれるなど、表示形式が豊富で、使いやすい。使用フォントをJapanPlain12と指定すると日本語表示可能。シェアウェアで、価格は19.95ドル
フリーのファイル操作ソフト、FExplorer。超勝手アプリのインストールの際などに活躍する。スクリーンキャプチャ機能もある(左、中)。テトリスによく似たゲームS-tris。暇つぶしに最適(右)

702NKとPCの連携

 702NKのSmartPhoneとしてのもう1つの特徴が、PCとの強力な連携機能だ。702NKには「Nokia PC Suite」というソフトウエアが添付されている。これはPIMデータの同期(Nokia PC Sync)、端末内のファイルへのアクセス(Nokia Phone Browser)、アプリケーションソフトのインストール(Nokia Application Installer)などができる小さなユーティリティソフトの集合体だ。これをPCにインストールすると、PCと702NKの間でさまざまな連携ができるようになる。

 USBやBluetoothを使って702NKとPCを接続すると、端末内部のアドレス帳やスケジュールのデータ、To-do、メモ帳のデータなどを、PCのスケジューラやアドレス帳と簡単に同期したり、バックアップを取ったりできる。同期できるソフトは、Microsoft Outlook 98/2000/2002/2003、Microsoft Outlook Expressのアドレス帳、Lotus Notes 5.0/6.0、Lotus Organizer 5.0/6.0。仕事で使うことの多いソフトだけに、PCでスケジュール管理をしている人なら便利に使えるはずだ。画面の小ささという制約はあるにしても、常に携帯している携帯電話でこうした情報を常に持ち歩いて利用できるので大変便利である。

各種ユーティリティの統合アプリケーション、「Nokia PC Suite」の起動画面
PCと702NKとでPIM情報を同期する「Nokia PC Sync」の起動画面(上)。同期後に表示される画面。PDAのような使い勝手だ(下)
「Nokia Phone Browser」は、Windowsの“エクスプローラ”の機能を拡張するアプリケーション。702NKの内部メモリやメモリカードの内容を、PCの外付けドライブとして操作できる。702NKで撮影した写真をPCに読み出したり、各種設定に使うと便利
アプリケーションのインストールを行う「Nokia Application Installer」。OperaなどSymbianの証明書のあるアプリケーションは、ここからインストールできる

702NKのBluetooth

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