新世代PDAも、カメラだけ見れば残念なでき――M1000ケータイカメラ画質研究ラボ(1/4 ページ)

» 2005年07月27日 19時42分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 強力な無線通信機能やら、PCとの連携やらで「新世代PDA」として注目を浴びているFOMA「M1000」。ただし本稿では、そういうM1000ならではの良さはおいといて、いつものように「カメラ機能」だけを見ていく。

 昨今ではネットワーク環境も整備されているため、M1000で写真を撮ったあと公衆無線LANスポットを見つければ、写真を最高画質のまま好きなところに送る――といったことも可能。回線容量の制限で、送信できる写真のクオリティに制限があった今までの音声端末と比べると、用途が非常に広がるわけだ。そういう意味では、面白い端末といえる。

 ただしそれも、いいカメラが付いていたら、である。

シャッターを「押してから」に注意

 M1000のカメラは、背面にある131万画素のCMOSセンサー。ランクとしては、中堅クラスの「カメラ機能は大して重視していない端末」に搭載されているものと同じレベルだ。

 フォーカスはもちろん固定式で、なんとマクロ撮影機能もない。だから近距離撮影はまず無理で、50センチ以上離れたものをさくっと撮るものと考えよう。

画面はタッチパネルなのでダイレクトに指や付属のペンで操作する
2.9型の大きな液晶モニタを搭載。上の方に2つのボタン、下にスティックと3つのボタンが並ぶ

 起動は側面のカメラボタンか、メニューバーのカメラアイコンをタップして行う。すると写真のように、画面の一部に枠が表示されて、そこがファインダーとなって撮影できる。

 画面サイズは2.9型と大きいが、解像度は208×320ピクセルとQVGAではない。その一部を切り取って、ファインダーにするという格好だ。このファインダー画面の視野率は100%ではなく、シャッターを切ると少しだけ広い範囲が撮影される。

 残念なのは液晶画面のクオリティ。最新のハイエンド端末に比べると、コントラストや明るさがさほど高くない。そのため見やすさはいまひとつだ。

 この状態でファインダー下の「*」をタップするか、スティックの中央をクリック、もしくは側面のカメラボタンを押すと撮影できる。

カメラモードにすると、画面の一部にファインダー枠が表示される。シャッターは側面、画面上の「*」、スティックのクリックとあるが、どれも今ひとつ使いにくい。画面上をタップするのが一番か

 注意すべきは、シャッターを押してから実際に撮影されるまで少しタイムラグがあること。

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