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| フラッシュモード | ライト |
![]() | ライトなし |
白熱灯の明るくない部屋で、50センチくらいの距離で撮影。フラッシュだと十分明るくなるが、通常のライトだとあまり届いてないのがわかる。ポートレートフラッシュという名前がついていることからわかるように、人物の肩から上を撮るくらいの距離でいい感じになるだろう。
しかしマクロモード時は、フラッシュだと強すぎるのでライトにしたほうがいい。
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| フラッシュ | ライト |
写真で分かるとおりライトのほうが、ほどよい強さだ。
A5514SAのカメラ機能は、画質面ではちょっと残念な結果だった。
今回は基本的にオートで撮っているが、ホワイトバランスは手動で選べるのでそれをうまく使ってきれいに撮れるよう調整したほうがいいだろう。メニューには特殊効果として「セピア」や「モノクロ」などが用意されているほか、さらに次の画面にある「フォト設定」でホワイトバランスや撮影シーン選択が可能だ。
(左)撮影時の画面(壁紙モード時)はこのようにシンプル(右)メニュー画面。フォト設定は次のページにある。撮影モードでは画像サイズをセットできるが、ケータイサイズ、壁紙サイズ、VGA、SXGAと4種類だけとシンプルなのはいいポートレートフラッシュは、ライトの点灯をコントロールする項目。なお、QVGA以下の画像ではお遊び系の特殊効果(油絵調など)もかけられる。
ちなみに外部記録メディアはなし。すべて内蔵メモリで、撮った写真をPCで見るにはメールで送るかUSBケーブルで接続して市販の携帯電話ソフトで吸い上げるしかない。
131万画素のCMOSセンサーを搭載してはいるが、普段は壁紙サイズで気軽にいろいろと撮って遊ぶという、カジュアルな使い方がメインになりそうだ。時々はVGAやSXGA(1280×960ピクセル)で大きく撮る……という感じか。そういう意味では、海外旅行時にはA5514SAとは別にデジカメも持って行くことをおすすめしたい。
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