先週のトップは、auの新機種「neon」の記事。“完全に垂直な面”を組み合わせて作られた四角い端末で、関連記事も6位に入るなどユーザーの注目度が高い。ITmediaでは予告どおり、近いうちに後編を掲載予定だ。
さてこのneonの待受画面を開くと、なにやら四角いキャラが四角いタイルの上を行進している。既報のとおり端末をイメージしたキャラクターだということだが(1月19日の記事参照)、実際に見るとなかなかあいきょうがある。
neonには、各種の遊び心がある効果音がプリセットされている。例えば「炭酸飲料の栓が抜ける『シュポン』という音」「ウイスキーの氷がグラスと触れ合う『カランコロン』という音」といった具合だが、この中にはロボットの動きを思わせる効果音も含まれる。どうやらneonは「四角い=ロボットっぽい」というイメージも持つらしい。
せっかくなので、このロボットの名前などの詳細を教えてくれとKDDIに頼んだが「名前は特にない」(KDDIの担当者)とつれない答え。どうやらLISMOとは異なり、このキャラクターをさほどプッシュするつもりはないようだ。
「あくまで端末が主役。このロボットはそこまで目立つための存在ではなく、もっと“さりげない”ものといえる」
そういえば、「W41CA」に取材にいったときに待受画面でペンギンのアニメーションを見せてもらったが(2月6日の記事参照)、そこでも「犬のキャラクターや猫のキャラクターだと、『犬派』『猫派』のユーザーから受け入れられない可能性もある。ペンギンのように、ニュートラルなキャラクターが望ましい」という考え方を聞いた。端末内にこっそり隠れているキャラクターたちには、「前面に出過ぎない」クセのなさが求められるのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.