バンダイは3月16日、子供向けにデザインしたPHS端末「キッズケータイpapipo!」を発表した。子供が楽しめることと、親が安心して子供に持たせられることを最優先に考え開発した端末だ。メインターゲットは7〜12歳の小学生で、6月に発売する。
通信機能はウィルコムの「W-SIM」で実現しており、インターネット通販、トイザらス、ウィルコム販売代理店などで販売する。カラーは「ぱひぽブルー」「たまごっちバージョン」「ちゃおスタイルバージョン」の3種がある。
メール機能やカメラ機能を搭載するほか、子供向けに専用の待受画面やゲーム、着メロなどのコンテンツを用意し、楽しく使えるように配慮。子供向けに用意する専用サービス「キッズスタジオ」も利用できる。一方保護者向けには、登録者のみとの通話やメール送受信を許可する「安心モード」、保護者が子供の位置を確認できる「位置情報サービス」、緊急時にボタン1つで指定先に連絡できる「緊急ボタン」などを備える。
同社はキッズケータイの専用Webサイトを立ち上げ、「せっかくのケータイも好きでなければ、子供たちはケータイしてくれないから。」と題して、ティザー広告を展開していた(3月1日の記事参照)。3月18日から、同サイトでも予約の受け付けを始める。予約分の配送は6月になる予定。
なお3月18日と19日にバンダイがアクアシティお台場で開催する「ちゃおスタイルデビューイベント」では、3月下旬にキッズケータイを入手できる先行販売分の予約が可能だ。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | キッズケータイpapipo! |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚み) | 52×101×29.8ミリ |
重さ | 約100グラム |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通話時間 | 約180分 |
カメラ | 有効30万画素CMOS |
メインディスプレイ | 約1.5インチ128ドット×128ピクセルSTN |
アドレス帳 | 100件 |
着信拒否 | ○ |
非通知着信制限 | ○ |
オートキーロック | ○ |
赤外線通信 | ○(独自仕様) |
内蔵メモリ | ユーザー領域 7Mバイト |
通信方式 | 4x/1xパケット、フレックスチェンジ、64k/32k PIAFS |
着信メロディ | 32和音 |
カラー | ぱひぽブルー、たまごっちバージョン、ちゃおスタイルバージョン |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.