薄さ14.9ミリの3G携帯「804SS」を試す──基本スペックと外観「804SS」レビュー(2)(1/2 ページ)

» 2006年04月18日 14時36分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 薄さ14.9ミリ、重さ約98グラムというスリムなボディの中に、さまざまなハイエンド機能を詰め込んだ「804SS」(記事一覧参照)。レビューの第2回では、基本スペックと外観をチェックする。

→「804SS」レビュー(1):ユーザーインタフェース

→「804SS」レビュー(3):AV機能

→「804SS」レビュー(4):日本語入力

薄さが際だつ、ハイエンド3Gモデル

 804SSは、W-CDMAとGSMのトライバンド(900/1800/1900MHz)に対応したボーダフォンの3G端末。開発を手掛けたのは世界の端末市場シェアでトップ3に入るサムスン電子だ。

PhotoPhotoPhoto 少々幅が広く見えるデザインの「804SS」。端末が開く角度は自由に調整できず、閉じるか開くかのどちらかになる

 最大の特徴は、3G最薄をうたうボディデザインで、厚さはカタログスペックで14.9ミリ。スクエアでフラットなデザインのせいか幅が広く見えるが、実際のスペックは50ミリで許容できる範囲だ。薄さが幅や高さとのトレードオフにはなっておらず、重さも約98グラムと2Gを含めたボーダフォンの現行ラインアップの中で最軽量だ。

PhotoPhoto 側面から見ても、突起部がほとんどない。左側面には上キー、右側面にはシャッターキーとBluetooth以外の外部接続のすべてを兼ねる独自コネクタが準備されている

他キャリアの3G携帯とのサイズ比較
端末名 厚さ 重さ
804SS(ボーダフォン) 14.9ミリ 約98グラム
SH702iD(ドコモ) 19.9ミリ 約89グラム
prosolid II(ドコモ) 16.7ミリ 約99グラム
W41SA(au) 21ミリ 約108グラム
W31T(au) 20ミリ 約116グラム
Photo 左から厚み18.3ミリの「P902i」(記事一覧参照)、16.8ミリの「P504i」(2002年6月の記事参照)、14.9ミリの804SS、15ミリの「TK31」(記事一覧参照)。薄型2G端末として注目を集めたP504iと比べても確実に薄く、これまでカメラ付き携帯で最薄をアピールしていた厚さ15ミリの「TK31」(2G)も、ヒンジ寄りの部分は804SSより厚みがある
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