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» 2006年11月24日 21時02分 公開

ソニエリの敵はソニエリ、シャープの敵はシャープ?携帯販売ランキング(11月13日〜11月19日)

そろそろ冬商戦が本格化してくる。ドコモは903iシリーズが出揃い、KDDIとソフトバンクモバイルは“次なる一手”となる端末を投入するなど、競争はさらに激化する様相。さて今回の携帯販売ランキングはどのような結果となっただろうか。

[岩城俊介,ITmedia]
順位NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイル
1(1)SH903i(1)W43S(2)905SH
2(-)N903i(2)W45T(1)810SH
3(-)D903i(4)A1406PT(3)705SH
4(3)SH902iS(3)W43H(5)705P
5(2)FOMAらくらくホンIII(F882iES)(5)ウォークマンケータイ W42S(4)811SH
6(4)N702iD(6)W43SA(7)810T
7(6)P903i(9)A5521K(6)705SC
8(5)P902i(13)W43CA(8)スーパーボーナス+iPod nano(705P+iPod nano)
9(7)N902iS(7)W42SA(9)904SH
10(8)D902iS(8)A5522SA(12)706SC

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の主要量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

903iシリーズ、「N」「D」も好調

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 初登場で1位を獲得し、依然人気が高いシャープ製端末「SH903i」。今回も首位を獲得し、初登場連続首位記録を「4」に伸ばした。

 次いで、NEC製端末「N903i」(写真)と三菱電機製端末「D903i」が2位、3位に入り、11月14日に発売されたこの2機種も上位に食い込んだ。

 N903iは2006年11月現在、携帯最大級となるVGA+(480×690ピクセル)解像度を実現する2.5インチ液晶を採用する端末、D903iは2.8インチワイドの大画面とスリムなスライドボディ+音楽機能を特徴とする端末。ともに前評判は高く、幸先のよいスタートダッシュが決まったのはよい傾向とえるだろう。

 ただし、同日に発売された「F903i」は残念ながら今回、TOP10圏内に入れなかった。同機もディスプレイを左右90度に傾けられる「スイングスタイル」や指紋認証、Napster To Goが利用可能な充実した音楽機能などを搭載する特徴的な部分が多数あり、他機種に見劣りする要素は少ない(デザインの好みは人によって多々あろうが)。今後の検討に期待しよう。

 さて今週、トリを飾るソニー・エリクソン・モバイル製「SO903i」の発売日も、11月25日に決まり、iX/iTVモデルを除いた903iシリーズが、これですべて出揃う。集計タイミングの都合で今週末、土日のみの集計となるが、次回、SO903iがどの位置に食い込んでくるか、非常に楽しみだ。


auソニエリ端末の敵はソニエリ?

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 au端末のランキングは先週と大きく変わらず、ソニー・エリクソン・モバイル製「W43S」が独走している。

 続いて、東芝製端末「W45T」が前回に続く2位に、Pantech製端末「A1406PT」が3位(前回4位)に入り、簡単&フレンドリー・安価を特徴とする端末の人気はここ最近、かなり高いことが分かる。

 今回はもう1つ、2006年上期のベスト端末「W41CA」の楽しさ、使いやすさを継承したというカシオ計算機製端末「W43CA」がランク圏外から8位に上がってきたのにも注目しておきたい。

 いよいよ本格化する12月からの冬商戦。KDDIは大きなサプライズを用意していた。それが16日に発表されワンセグ+デジタルラジオ+3インチワイド液晶搭載のたソニー・エリクソン・モバイル製端末「W44S」(写真)だ。発売予定は12月上旬(11月24日現在、詳細は未発表)となっている。

 3インチワイドの液晶を縦/横どちらへも開ける「デュアルオープンスタイル」を実現する、大きく出っ張ったヒンジが外観上の大きな特徴。そのため、ユーザーの間でも同端末の評価が大きく2分されているようで、それだけ注目に値する端末であるといえるだろう。

 現在、首位を独走するW43Sを脅かすか、追い抜くか。au端末におけるソニエリ端末のライバルは同じくソニエリ端末……そんな様相が予想される。


また“予想外”が1つ

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 前回、“予想外の発表ラッシュが一段落したソフトバンクモバイル”と書いたばかりの今週、またあった。一段落していなかったようだ。

 9月27日に行われた同社の2006年秋冬モデル発表会で、当日発表した13機種54色に加えて、2機種の“隠し球”の投入も示唆していた。今週、その隠し球の正体が判明した。

 それが、2代目AQUOSケータイとなるシャープ製端末「911SH」と、11.9ミリのスリムデザインを実現するサムスン製端末「XS 707SC」だ。

 いや、XS 707SCはさておいて、2機種の投入は当初より示唆していたし、911SHのJATE通過、“頭金0円”施策の付加価値に対する心理的なお得感により、発売後しばらく経ったワンセグ端末「905SH」の人気が再燃したこと、ワンセグ携帯のラインアップ増強が冬商戦の大きな武器になるであろうことなどから、それがワンセグ搭載の2代目AQUOSケータイであろうことは、ある程度予想できた。

 しかし発表済みだった3倍ズームレンズ+500万画素CCD+VGA液晶の「910SH」と同じ日となる、11月25日に発売するとは思わなかった。

 次回、910SHと911SHのランクインは必至。ソフトバンクモバイル端末も、シャープのライバルはシャープのようで、ドコモの首位を走るシャープ端末「SH903i」や、同じく25日発売のソニー・エリクソン・モバイル製端末「SO903i」も混ざって、面白いことになりそう。今週末の携帯売り場はいつもより賑わいそうだ。


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