三菱電機製の「D703i」は、厚さ9.9ミリを誇る超薄型のストレートモデルだ。重さも83グラムと、FOMA最軽量を実現した。薄型モデルではあるものの、メインディスプレイには2.4インチTFT液晶を搭載する。発売は2月を予定。
ボタンが表に出ているストレートモデルであることから、D703iはセキュリティにかなりのこだわりを見せる。三菱電機端末ではおなじみとなった、ボタンの誤動作を防ぐプロテクトキーを端末側面に備えているのはもちろん、待受画面で一定時間操作がないと、自動的にプロテクトキーロックが作動する「タイマープロテクトキー」に対応。プライバシーモードは「Bookmark」「画面メモ」「マイドキュメント」「メモ帳」を新たに設定範囲として追加し、メール作成/閲覧時に覗き見を防止する「オンリービュー機能」も備えている。
生活の中でのオンとオフ──ビジネスシーンとプライベートシーンに分けて、待受画面やメニュー設定などの各種設定を切り替えられる「モードセレクト」を新たに搭載したほか、着信時などにダイヤルキーが光って知らせる「キーイルミネーション」は、27種類の点灯パターンを用意した。
ミュージックプレーヤーや外部メモリスロットは非搭載だが、着うたフル、デコメ絵文字、メガゲーム、フルブラウザ、ドキュメントビューアに対応。カメラは有効約130万画素CMOSで、端末を横にして利用しても違和感のないスタイルを確立している。フルブラウザも横画面での表示が可能だ。


メインディスプレイは2.4インチTFT液晶を採用(左)。着信時などに表に出ているダイヤルキーが点灯するキーイルミネーションは、ストレートモデルならではのもので、「サイドスクロール」「フラッシュ」「ドロップ」「ビート」など、27種類の点灯パターンを用意する(中央、右)

待受画面やメニュー設定などの各種設定を、ビジネスシーンとプライベートシーンに分けて切り替えられる「モードセレクト」を新たに搭載。十字キーの右を長押しすることでモードを切り替えられる(左、中央)。気分を一新したい時などに利用できそうだ。なお、待受画面やメニュー設定を一括でカスタマイズできる「トータルコーディネイト」には、「ブラック&ホワイト」「リーフ」「バーコード」「リゾート」「ホワイトアロー」「カクテル」を用意する(右)

D703iでは、設定によってあるキャラクターが登場する。待受画面(左)やメニュー画面(中央、右)、キャラ電に現れる彼の名は「バー・コードさん」。メニュー画面では、それぞれの項目ごとに異なるアニメーションを用意。個人的にはかなりの癒し系だと考えている
FOMA最薄9.9ミリ+最軽量83グラム──「D703i」
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スリムで軽いストレート型FOMA──「D702i」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.